内容説明
「ジョーという名前のヒロインの物語はいったい、どんな話になるかしら…」１８５４年、ボストン。作家を目指すルイザ・メイ・オルコットは、つい先日ヨーロッパから帰国した友人ドロシーの死に接する。検死の結果、彼女の死は他殺と判明。ルイザは独自に調査を開始するが…。世界中で愛される名作『若草物語』の作者オルコットを探偵役にした、大胆なミステリ・シリーズ第一弾。
著者等紹介
藤村裕美［フジムラヒロミ］
國學院大學文学部卒業。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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rokoroko
14
ルイザ・オルコットが探偵役と言う事で若草物語好きな人は手に取るだろうけど・・コナン・ドイルが探偵役をする小説を読みたい？ミステリとしてはそれなりなんだけど最後まで違和感残り残念2020/03/25
ごへいもち
12
イマイチ。ただ当時の世相らしきものが興味を惹く2012/02/23
sena
7
若草物語好きの私には、若草物語の作者が主人公ということが気になって手に取りました。ミステリーとしてはまあ、それなり。2011/12/10
ワコ
1
若草物語にもオルコットにもさして思い入れはないものの、軽いものが読みたくて手に取りました。作家が主人公ということで、文章はしっかりしてます。コージーというにはやや固く、ミステリとしては普通。ただ当時の生活ぶりが垣間見えて、その点はよかったです。2013/05/12
JINKO＠灯れ松明の火
1
「若草物語」の著者・オルコットが探偵役を努めるとゆー異色のパロディでした。ジョーっぽいヒロインかと思っていたのですが…ヴィクトリア朝の女性は色々と制約がありまくりで行動もままならないもんなんですね。とてももどかしく感じました。やれやれ。2009/06/24
