内容説明
クリスマス・タイム。わたしはある高級レストランのオーナーから店の警備状況を調べるよう依頼を受けた。零下１５度のなか敢行した調査がもたらしたものは、凍えそうな子猫と、ゴミ缶を漁る牧師との出会いのみ。あっさり首を切られたわたしだったが、数日後依頼人射殺の報が届けられた…。事件の裏に見え隠れするホームレスの影。モノクロームの街に探偵が見た、衝撃の真実とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
2
銃と暴力が前面に押し出されたゴリゴリタイプのハードボイルドは苦手なので、地道な捜査と少量のヴァイオレンスそして酒、そして全体を漂う哀愁感が読んでいて子気味良く堪能できた。 ただし真犯人については突然現れた感があり、やや違和感が残った。2025/06/16
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- 和書
- 余白のうめ草
