創元推理文庫<br> 悪い男

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創元推理文庫
悪い男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488266097
  • NDC分類 949.53
  • Cコード C0197

出版社内容情報

レイキャヴィクのアパートの一室で、刃物で喉を切り裂かれた若い男の死体が発見された。男はレイプドラッグと言われるクスリを所持しており、どうやら酒に酔った女性にクスリを飲ませて意識を失わせレイプをしていた常習犯らしいことがわかる。被害者に復讐されたのか? 犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のエリンボルクは現場に落ちていた一枚のスカーフの香りを頼りに捜査を進める。北欧の巨人の人気シリーズ第7弾。


【目次】

内容説明

レイキャヴィクのアパートの一室で若い男の死体が発見された。男はレイプドラッグと言われるクスリを所持しており、酒に酔った女性にクスリを飲ませてレイプをしていた常習犯らしいことがわかる。被害者の復讐なのか?犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のエリンボルクは現場に落ちていたスカーフの香りを頼りに捜査を進める。北欧の巨人の人気シリーズ第7弾。

著者等紹介

柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了

インドリダソン,アーナルデュル[インドリダソン,アーナルデュル] [Indridason,Arnaldur]
1961年アイスランドの首都レイキャヴィク生まれ。父親は高名な作家インドリディ・G・トーステンソン。アイスランド大学で歴史学と映画を専攻し、卒業後新聞社に就職。その後、フリーの映画評論家になる。1997年にレイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルを主人公とするシリーズ第一作Synir duftsinsで作家デビュー。3作目にあたる『湿地』と4作目の『緑衣の女』で2年連続してガラスの鍵賞を受賞。『緑衣の女』では、英国のCWAゴールドダガー賞も受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayako H

12
図書館から。地道に積み上げていくストーリーは好みなんだけど、この作家さんは結構回り道も多くて読み込むのが大変。でも面白く読みました。エリンボルクが主人公、家庭との両立に悩みながら事件を解決していく様子がちょっと切ない。理解ある、おおらかな夫がいてよかったね〜。面白かった。2026/06/06

まさ☆( ^ω^ )♬

10
エーレンデュル捜査官シリーズ第7弾。待ち侘びたぞ。しかし何と、エーレンデュルは出てこず、本作はエリンボルクが主役のお話だった。殺害されたレイプ犯の真相を追う、警察小説としては文句なく面白い。エリンボルクの私生活も描かれており、思春期のクソガキの扱いに悩んでる姿がリアル。レイプ犯が殺された事には全く同情心が沸かず、エリンボルクと息子の関係の行方の方が気になった。さて、次回作はシグルデュル=オーリが主人公になるそうだ。この感じの悪い男 の物語も気にはなる。本当の姿を見てみたい。楽しみ。2026/01/29

elf51@禅-NEKOMETAL

8
エーレンデュル警部シリーズ第7弾だが,エーレンデュルは旅行中でほとんど出てこない。同僚の女性刑事が殺されたレイプ犯を追うスピンアウトみたいなもの。殺された男はドラッグを持っていて,その経路が謎となる。地道に手掛かりを追って捜査する真っ当な警察小説。高校生の息子と再婚での義理の息子を持つ女性刑事の悩ましい周辺が詳しく書かれる。アイスランドは平和な国で殺人事件はほとんどないらしいが,北欧らしく,性犯罪,幼児虐待というのは結構あるようだ。写真で見るアイスランドの空のようなどんよりした解決がリアルだ。2026/06/20

いると

3
シリーズの主人公が行方不明の中、同僚のエリンボルクが軸となって、乏しい手がかりの中。女性ならではの視点で犯人を突き止めていく。そのミステリーとしての渋い流れもさることながら、このシリーズは、登場人物の背景や内面、地域社会の問題などが丁寧に描かれて、出てくる人物が立体感を持っていつも一人の人間がいると感じさせてくれる。今回も物語の登場人物であるのに心を痛め心配しながら文字を追った。結末はスッキリしたものではないと思う。そこに感じる怒りややるせなさが正義感に発するものならばそれは忘れてはいけないものだろう。2026/03/02

やー

2
相変わらず読み終えて悲しくなってしまうアーナルデュル・インドリダソン。「せいぜい一、二年で外へ出てくる」と口をそろえて言っていたのが記憶に残る。弱者に光を当て、犯人の卑劣っぷりを描いているが、ミステリとしては少々強引なところも。エリンボルクが主役なため話が家庭的な雰囲気をまとっているが、娘との会話が救いになっていて余計に犯罪の世界の殺伐さが際立つ。 2026/06/23

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