創元推理文庫<br> ヨルガオ殺人事件〈下〉

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創元推理文庫
ヨルガオ殺人事件〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488265120
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

“すぐ目の前にあって──わたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵アティカス・ピュント・シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は、ある殺人事件の真相についてそう言い残し、姿を消した。『愚行の代償』の舞台は1953年のイギリスの村、事件は一世を風靡した女優の殺人。誰もが怪しい事件に挑むアティカス・ピュントが明かす、驚きの真実とは……。ピースが次々と組み合わさり、意外な真相が浮かびあがる──そんなミステリの醍醐味を二回も味わえる、ミステリ界のトップランナーによる傑作!

内容説明

“すぐ目の前にあって―わたしをまっすぐ見つめかえしていたの”名探偵“アティカス・ピュント”シリーズの『愚行の代償』を読んだ女性は、ある殺人事件の真相についてそう言い残して姿を消した。その作品の舞台は1953年の英国の村、事件は一世を風靡した女優の殺人。ピースが次々と組み合わさり、意外な真相が浮かびあがる―そんなミステリの醍醐味を二回も味わえる傑作!

著者等紹介

ホロヴィッツ,アンソニー[ホロヴィッツ,アンソニー] [Horowitz,Anthony]
イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品“女王陛下の少年スパイ!アレックス”シリーズがベストセラーに。また、人気テレビドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の“シャーロック・ホームズ”シリーズの新作長編『シャーロック・ホームズ 絹の家』などを手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞“翻訳小説部門”』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠を達成

山田蘭[ヤマダラン]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

473
上下巻、850頁強、完読しました。ミステリとして一定レベル以上のクオリティはあると思いますが、続編のため、サプライズは少なめで、個人的には各ミステリ賞四連覇&激賞&大賞賛の評価はしていません。アンソニー・ホロヴィッツブランドの過信もある気がします。2022年、各出版社の翻訳ミステリ担当者は、アンソニー・ホロヴィッツの五連覇を阻むべく良質で面白い作品を送り出して欲しいと考えています。 http://www.tsogen.co.jp/news/2021/12/3068/2022/01/04

パトラッシュ

383
(承前)作中作『愚行の代償』にアランがヒントをひそませていたフランク殺害事件の真相と、隠されていたホテル経営者一家の抱えた秘密と女性失踪の謎を、ふとしたきっかけでスーザンは一気に見抜いていく。完全に見落としていた伏線が最後の推理に照応していくプロセスは、フェアプレイに徹した構成力に感嘆させられる。『カササギ』と同じ趣向だが、完成版が不明だったジグソーパズルのピースが一気に組み合わさっていく快感は圧倒的だ。英国ミステリ界はホロヴィッツの登場で、クリスティやカーを擁した時代から1世紀後の新たな黄金期を迎えた。2021/10/16

青乃108号

347
前作【カササギ】は作中作の物語そのものには現実世界との繋がりはないし、正直細かい部分は忘れてしまっても、さほど問題はなかった。(と思う)が、今作【ヨルガオ】は上巻でたっぷり現実世界の殺人事件を読まされた後、作中作でも殺人をめぐる濃密な人間ドラマを【精読】させられ、そこから再び現実世界の物語がこれまた濃密な愛憎劇。大変疲れた。読み終えてやはり【カササギ】を超える事は出来ていないと感じた。そしてラスト、物語の語り手はアラン・コンウェイと決別し現実に戻って行く。3作目はもう書きませんという宣言だと受け取れたが。2022/03/10

旅するランナー

310
オレが犯人を当ててやるぜ!って意気込むんですけど、そんな幼稚な推理力なんて軽~く超えていくホロヴィッツの構想力・文章力・構成力。今作も正統派推理小説をタブルで楽しめる入れ子構造。シナジー効果バッチリで、思わず「あんたは巧い」って称賛しちゃいます。海外ミステリー小説ファンはよりもっと楽しめるでしょうし、シェイクスピアやオペラ好きも結構納得できる、引用がイイんよー。2021/11/29

bookkeeper

275
★★★★★ 初読。「愚行の代償」を読み終えたスーザンだが殺人事件の真相に到達出来なかった。しかし、姿を消したセシリーが気付いた事件の鍵はすぐ目の前にあったのだ…。「愚行の代償」そのものが単体として読んでも充分に面白い。だがこれは現実の事件を解く鍵にもなっており、スーザンは身の危険に遭いながらも、クライマックスには関係者を一堂に集めた上で鮮やかな謎解きをするのだ。古典的なミステリのスタイルが好きな人を満足させつつ、構成は実に斬新だ。凄い!虚と実、二つの登場人物を覚えるしんどさも読後のカタルシスで吹き飛ぶよ!2023/12/05

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