出版社内容情報
記録的な暑さのもと公園で発見された少女。全身が磨かれたように清潔。事件当時の記憶はない……。スウェーデンミステリ界を震撼させたモーリン・フォシュ シリーズ第2弾。
内容説明
夏の天使よ、お前を殺しはしない。甦らせるだけだ。それとも、本当に殺そうか。愛を再生させるために…。燃え上がるような夏。公園で一人の少女が保護された。傷だらけなのに全身が清潔で真っ白。事件当時の記憶はない。記録的な暑さのもと、リンショーピン市警犯罪捜査課のモーリン・フォシュは不吉な予感に苛まれていた。スウェーデンミステリ界を震撼させたシリーズ第二弾。
著者等紹介
久山葉子[クヤマヨウコ]
1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学文学部英文科卒。スウェーデン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masa
13
読了。相変わらず面白い! しばらくのめり込む本に出会ってなかったから嬉しい。でもこのシリーズ、好き嫌いがはっきりわかれるんだろうなと思います。でもね、ぼくは面白いと思います。ぼくの中でベックやヴァランダーに次ぐのはこのシリーズだと思います。さ、下巻へ。2017/11/07
琴華
4
冬に続き、2作目の夏。今まで読んでいた北欧ものは寒い、暗い、痛いの三拍子でしたが、今回は暑い!前作同様、登場人物が多くこんがらがりそうですが、主要人物達には馴染んできたせいか少し楽に読み進められました。色々風呂敷を広げた感がありますが、これをどう回収するのか引き続き下巻へ。2016/03/02
星落秋風五丈原
4
モノローグプラス事件の本筋というのがこのシリ―ズのパターン。ちょっとなじめない。2014/04/01
沙織
3
下巻に入ります。 犯人はどこへ?2018/04/18
読書と紅茶🥰
1
とにかく…暗い、暗すぎる…w作中は猛暑なのに、内容は暗くてずっと違和感がぬぐえず。集中し辛く読み難い。モーリンが悩みすぎてきつい。2013/12/26