創元推理文庫
マクダフ医師のまちがった葬式

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488253042
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ペニーフット・ホテルは大忙しだった。メイドのガーティの結婚式に、女主人のセシリーが披露宴を企画していたのだ。そんなさなかマクダフ医師の葬儀でとんでもない事件が発生。柩のなかには医師ではなく見知らぬ若い男の死体があったのだ。さらに秘密のはずのホテルの献立表がそばにあったことがわかり、セシリーは堅物の支配人バクスターの制止を振りきり、犯人捜しに乗り出す。

著者等紹介

務台夏子[ムタイナツコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rokoroko

11
このミステリ?は登場人物が生き生きしてる。特に堅物の支配人と未亡人の女主人のやり取りも楽しい。時々見せる支配人の心情が心を打つ。軽い楽しい読み物2018/12/03

鏡也

10
マクダフ医師に一体何の恨みが…あんなに貢献したのに可哀想だ。。。バクスターとセシリーの会話は毎度楽しみw2017/10/21

shibatay

10
入れ替えられた死体、という魅惑的な謎で始まるものの、ミステリの要素よりもやっぱり、セシリーの親友二人、ホテルで働く人々、村人たちといったおなじみキャラたちが繰り広げるバタバタが楽しくて読んでしまう、安定のコージーミステリ。セシリーの無邪気で無謀な捜査と、それに振り回されるバクスターのしかめ面を思い描くだけで楽しい。疲れた時にコージーを読むのは最高の癒しです。2014/11/22

けいちか

7
シリーズ3作目。かなりきわどい罠を仕掛けたね、セシリー。バクスターもお気の毒に。もっと活躍すると思っていたマクダフ医師の葬式から始まるとは思ってもみなかったけど。2014/12/20

akiko

6
シリーズ3作目。マクダフ医師が死んで、その死体が別人と入れ替わっていた。事件とは別にガーティの結婚話も進行していく。宝石窃盗の話も絡んで、セシリーとバクスターが捜査する。読み終えても、棺の死体をわざわざ交換したのがよくわからなかった。 2024/02/06

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