内容説明
親友のベスとジョージと共にシャドー牧場で休暇を過ごすことになったナンシー。ところが牧場では、事故がおきたり伝説のアウトローの呪いがかかった幽霊の馬が出現したりと、気味の悪いことが続いていた。だがそんなことでひるむようでは少女探偵の名がすたる。がぜん闘志をかき立てられたナンシーが、妨害工作をものともせず、シャドー牧場の謎に挑む。大人気シリーズ第五弾。
著者等紹介
渡辺庸子[ワタナベヨウコ]
法政大学(通信課程)日本文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
38
「ナンシー・ドルー・ミステリ」シリーズ第五作目。この作品からヘレンが退場して、ベス&ジョージがナンシーの親友として登場しました。子供の頃読んだのは、このベス&ジョージ版だった気がします。シャドー牧場の謎解きは、最後は宝探しまであってホント楽しいですよね。ロデオ大会、そしてそのあとに開かれたバーベキュー大会、四人の少女たちがお洒落してボーイフレンドとダンスするシーンは私の少女時代の憧れでした🤩そして、この表紙絵、ナンシーとっても可愛いんだけど、ちょっと幼過ぎる気がします。2022/10/22
うずぴ
3
今回も閉じ込められるナンシー。昔読んだハズなのに、全く覚えていませんでした2014/07/08
有無(ari-nashi)
2
舞台も脇役も今までと違うのが新鮮。牧場、砂漠、カウボーイ、アウトロー、インディアンなど、すっかり西部劇風に。ボーイフレンドの名前がネッドとあったけれど、2巻ではダークだったはず。毎回ナンシーに好意を持つ好青年が登場している。ボンドガールみたいなものだろうか…。2012/01/28
鳩羽
2
ミギーのイラストのナンシーがどんどん幼くなっていく気がする(笑) そして危機一髪度も上昇。正しいことを当然のこととして行動できるナンシーに、ちゃんと正しい報いがあるところが安心して読めるシリーズ。2009/06/29
ASKA
2
カウボーイにインディアンと西部な舞台に移っての第五巻。相変わらずの危機も知恵と度胸と冷静な判断で切り抜けてくれます。やっぱりナンシーは冷静で頭の良い子だなー。2009/06/26