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創元推理文庫
授業の開始に爆弾予告

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  • サイズ 文庫判/ページ数 358p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784488248062
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

新学期が始まり時間のできたルーシーは、新聞社で働くことに。そこへ入ったのが娘がかよう小学校に爆弾がしかけられたとの通信。幸い爆発は小規模で、新任の副校長キャロルの活躍により、取り残された子供も救出された。町中が彼女を英雄あつかいしていた折も折、当の本人が殺害された。子供たちに関わる問題とあれば放っておけず、ルーシーは調査を始める。

著者等紹介

高田惠子[タカタケイコ]
1951年広島に生れる。1974年津田塾大学学芸学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

37
「主婦探偵ルーシー・ストーン・シリーズ」第四巻。『授業開始に爆弾予告』三女のゾーイは二歳、ストーン家の子供たちはそれぞれ成長しています。前作から二年経った設定です。これまでルーシーは専業主婦として子育てや夫を支えることや家事にやり甲斐を感じていたわけなんですが、それだけでは物足りなくなって。ついに、浮気めいた事件が!子供達の通う小学校が爆破されたり、エリザベスが喘息の発作を起こしたり!もう、それどころじゃないでしょう!って言うのが正直な感想です。このシリーズ、犯人が惜しみなく嫌える人物なのが嬉しいです。2025/04/19

ごへいもち

17
こういうアメリカの現代の主婦ってどうしても好きになれない。特に食事や育児の面で。こんなんで良いわけがないとミステリーとあまり関係ない部分でひっかかってしまう2012/01/26

寧々子

9
事件そのものよりもルーシーの私生活のエピソードのほうに注目してしまった! 慌ただしいけれど活気のある新聞社にやりがいを感じたり、大学の夜間講座に通い始めたりと、ルーシーの心境に変化が訪れていました。 母親と妻としての役目に擦り減っていくルーシーに、思わず共感してしまいました。 心身共に疲れた挙句の行動にはヒヤヒヤしました! あれほど丁寧にルーシーの心境を描いているのに、事件の終わらせかたは雑だったなぁ~2017/10/20

shizuca

6
自分が母親になったら、家族のための機械になったきはがする、というルーシーの言葉、よくわかります。新聞社でフルタイムで働きつつ家庭を切り盛りして大学の講座に通うことは楽しいけれどどれだけ大変か。しかも子どもは四人。この一冊を読み終えてルーシーの「生きてます」パワーがビシビシと伝わってきました。母親として子供を心配する気持ちなど共感する子とが多くてスラスラ読み終え、毎度のことながらラストのすっきり加減にニッコリ。2016/04/28

AMBER

5
今回はルーシーが仕事、家事に忙しい中更に夜間学校で勉強というパワフルさが全面に出てる。子供たちも手を離れてそろそろ他で必要とされたい、誉められたいという気持ちはわかるが、夜間学校の教授と危うい関係になりそうなのはダメだなぁ。よくビルにみつからなかったなぁ~とヒヤヒヤする箇所もあり面白い。女性が社会に復帰するなかでの旦那の思いもあり色々考えさせられます。教育現場の事件と絡めたのもいい。2014/10/10

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