創元推理文庫<br> 地の告発

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創元推理文庫
地の告発

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488245115
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ペレス警部が参列したささやかな葬儀の最中、大きな地滑りが発生。周辺住民の安否確認をすると、崩壊した空き家から身元不明の女性の遺体が見つかる。ところが検死の結果、女性が死んだのは地滑りの前、しかもその死は他殺によるものと判明。警部は殺人事件の被害者探しと犯人探しを同時におこなうことになる……。シェトランド諸島を舞台に、英国現代本格ミステリの進化と深化を実証しつづける名シリーズの新たなマイルストーン。

内容説明

大きな地滑りが発生したのは、ペレス警部が知人の葬儀に参列している最中だった。周辺の状況を調べると、土砂が直撃した空き家で身元不明の女性の遺体が見つかる。だが検死で、女性は地滑りの前に殺されていたと判明。ペレスは身元の割り出しを急ぐが―。シェトランド諸島を舞台に、英国現代本格ミステリの進化を実証しつづける、CWA最優秀長編賞受賞シリーズのマイルストーン。

著者等紹介

クリーヴス,アン[クリーヴス,アン] [Cleeves,Ann]
1954年、イングランド西部ヘレフォードシャー州に生まれる。86年に長編A Bird in the Handで作家デビュー。99年に開始した女性刑事ヴェラ・スタンホープのシリーズで注目を集める。2006年、『大鴉の啼く冬』で英国推理作家協会(CWA)最優秀長編賞を受賞

玉木亨[タマキトオル]
1962年東京都生まれ。慶應大学経済学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

272
つまらなくはないけれども、新シリーズになってからマンネリしている感は否めない。シリーズ物として、ペレスのプライベート面で色々とフックをてんこ盛りにしているのに、特に目新しい展開を持たせる訳でもなく、キャシーやダンカンの存在に必要性がなくなっている。一作目のマグナスをここで再登板したのも、ただの読者サービス。今作で急にウィローが女の顔になったのは面白かったけれども、少し展開が短絡的。なにより、終盤まで主人公チームにも犯人が分かっていないまま、犯行現場を抑えて解決というオチがずっと続いているのが戴けない。2023/01/25

ケイ

112
サンディの成長が嬉しい。さて、続けて何作もシリーズを読むと、パターンが分かってくる虚しさを感じている。犯人だけ色がついて浮き出ているように思えた。そして、作者への小言が出てくる。いきなり赤ちゃんを欲しくなる気分とはなんなのか、ヒッピーは強いお酒は飲むのか、などとたびたび突っ込む。邪推だが、作者はウィローのようなタイプじゃないのかな。少なくとも、作者が批判したいタイプの女性はわかる気がする。そして、ペレスはどうもフランの娘を都合のいい時に人に預けているようで、保護者として不適格に思えるんだよなあ。2023/04/25

kaoru

80
シェトランド諸島を舞台にしたペレス警部シリーズ。当地で起きた大きな地滑りが女性の死体発見に繋がる。島外から来た彼女の死因は他殺。ペレスの部下サンディやインヴァネスの主任警部ウィローがその捜査に当たり、島内の人間関係が次第に明らかになるなか、恋人の遺児キャシーを気遣うペレスには微妙な心情の変化が生じる。派手ではないが正統派の英国ミステリの香りが嬉しく、登場人物の成長も感じ取れる。犯人は私にとっては意外な人物だった。本シリーズの主役はシェトランド諸島とそこに生きる人々かもしれない。最後の一作の翻訳が待たれる。2021/01/19

星落秋風五丈原

56
ペレス警部がマグナス(旧シリーズ第一作「大鴉の啼く冬」登場)の葬儀に参列している最中、大きな地滑りが発生。周辺住民の安否確認をすると、崩壊した空き家から身元不明の女性の遺体が見つかる。ところが検死の結果、女性が死んだのは地滑りの前、しかもその死は他殺によるものと判明。警部は殺人事件の被害者探しと犯人探しを同時に行う。地面から死体が登場し、誰も知らない殺人を明かしたわけで、邦題通り地面が人の犯罪を告発したことになる。2021/01/25

stobe1904

51
【シェトランド諸島シリーズ】地滑りで損壊した空き家で女性の遺体が発見されたが、死因は他殺と判明し、ジミー・ペレスがウィロウとともに事件を追う。このシリーズはミステリとして出来が良いのはもちろんだが、登場人物の心情がきめ細かく描かれているため共感性が高いことを再認識した。このシリーズも最終作を残すのみとなったが、丹念に作られた良質なミステリをじっくりと味わいたい。★★★☆☆2021/02/08

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