出版社内容情報
まさに英国本格推理の精華
捜査小説×犯人当て
成績優秀な少年はなにゆえ姿を消したのか?
残された家族、同級生、そして教師……
歪んだ人間関係から浮かび上がる衝撃的真相
全作翻訳刊行を記念し入手困難の傑作を復刊
イアン・プラットは16歳の高校生。霧の濃い水曜の午後、自転車で学校を出たのを最後に消息を絶った。当初は単なる家出と思われたが、姉アイリーンの依頼で赴任間もないニコルソン警部の指揮のもと警察が捜索を開始する。かつて優等生だったが、ある時期から不良の仲間入りをし、不自然に金回りがよくなっていたイアン。いったい少年に何が起きたのか? 犯人当ての名手ディヴァインが読者の盲点を鮮やかに突く、傑作本格ミステリ!
内容説明
16歳の高校生イアンは霧の濃い午後、自転車で学校を出たのを最後に消息を絶った。単なる家出とも思われたが、姉アイリーンの依頼でニコルソン警部の指揮のもと捜索が始まる。捜査の過程で家庭の事情や轢き逃げ事件へ関与した疑いが明らかになるが、行方はいっこうにつかめない。少年に何が起きたのか?犯人当ての名手ディヴァインが読者の盲点を鮮やかに突く傑作本格ミステリ!
著者等紹介
野中千恵子[ノナカチエコ]
1938年生まれ。東京外国語大学英米科卒業。翻訳家
ディヴァイン,D.M.[ディヴァイン,D.M.] [McDonald Devine,David]
1920年スコットランド生まれ。大学職員時代、英国有数のミステリ出版社コリンズ社の探偵小説コンクールに投じた『兄の殺人者』がアガサ・クリスティから高く評価され、執筆活動に入る。デビュー以降もアントニイ・バウチャー、H・R・F・キーティングら具眼の士より絶賛される、極めて完成度の高い本格作品をものした。死後出版の『ウォリス家の殺人』を含め、その生涯で13作の推理小説を発表した。1980年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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