内容説明
わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で、今は学生寮の副寮母。ホリデーシーズンについたお肉のおかげでサイズ14に突入したけど、まだまだアメリカ女性の平均のうちよね。前の学期の事件のせいで、“死の寄宿舎”なんて呼び名を頂戴した我がフィッシャー寮で、よりによってまたも殺人事件が発生!?オトナのための過激なミステリ第二弾。
著者等紹介
中村有希[ナカムラユキ]
1968年生まれ。1990年東京外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
20
ヒロインが大変魅力的。「ほっそりしてなくても良いじゃない?人生にとって大した問題じゃないわ!!」スーパーポジティブ思考で事件を究明する姿はまるで猪のよう。地の文から元気が溢れている。2016/02/24
LUNE MER
17
サイズのみならず、事件に首を突っ込んだ後の命の危険度もアップ⤴️食レポの質もアップ⤴️ロマンスもアップ⤴️。ますますヘザーがチャーミングで、ミステリーを読んでる時には珍しく読みながらクスクスしてしまう。前作の登場人物はひととおり続投で、意外な正体が判明するキャラや意外な関係に進展するキャラも。失速することなく前作に引き続き楽しかった✨2022/06/14
寧々子
12
ヘザーは極寒にもめげずユーモアに溢れているので面白かった♪ 体重に関してはポジティブ思考は返上して現実を見たほうがいいと思うけど、いつでも前向きで明るく楽しく過ごそうとする姿勢がいいなぁ~と思いました。 寮のカフェテリアの厨房が発端となる事件は猟奇的! 事件に首を突っ込むなと言われても、被害者の親友や友人、恋人など関係者の学生が周りにいるんですから、ついつい質問したり話を聞いたりしちゃうのは仕方ないですよねぇ~ プライヴェートでもひと波乱あり、どうなっちゃうのか気になります!2014/11/10
み
11
良かったぁ♪二作目もヘザーは元気。クーパーから彼に移り気しちゃって大丈夫なの?ジョーダンとギャヴンも次作どうなる?楽しみです。2014/02/04
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
7
まったくヘザーの性格たらっ、前向きだけどずうずうしくなる一歩手前で絶妙。しっかりしてるようなしてないような…男性はほうっておけないんだろう。ついでにダメ男も引き寄せる(笑)。ミステリーとしてより、都会でのハイミスの自分探しに寄っていきそう。でも面白いからいいのだ♪2013/07/18
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