出版社内容情報
テッドが少しずつ前に進んでいく
その歩みは、とても爽快。 池澤春菜
消えた名画×少年探偵の推理
『ロンドン・アイの謎』に続く謎解きミステリ!
「ほかの人とはちがう」頭脳をもつ少年テッドは、夏休み、家族とともにニューヨークを訪れた。おばのグロリアの案内で、休館中のグッゲンハイム美術館を見学できることに。しかしまもなく、館内に煙が漂い始める。火事だ! テッドたちは館外へ逃れたものの、騒動のさなか、カンディンスキーの名画が何者かに盗まれてしまった。刑事に疑いをかけられたおばを救うため、テッドは13人の容疑者から犯人を絞り込んでいく……。『ロンドン・アイの謎』続編の謎解きミステリ!
【目次】
内容説明
円形の建物とらせん状のスロープ。ニューヨークにある風変わりな構造のグッゲンハイム美術館で火事騒動が起き、カンディンスキーの名画が何者かによって盗まれた。家族と美術館を訪れていたテッドは、刑事に疑いをかけられたおばを救うため、「ほかの人とはちがう」優れた頭脳を駆使して犯行が可能だった人物を絞りこんでいく。『ロンドン・アイの謎』続編の爽快な謎解きミステリ!
著者等紹介
越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年生まれ、東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家
スティーヴンス,ロビン[スティーヴンス,ロビン] [Stevens,Robin]
1988年アメリカ生まれ。3歳からイギリスで育つ。2014年『お嬢さま学校にはふさわしくない死体』で作家デビュー。シヴォーン・ダウド基金から『ロンドン・アイの謎』の続編執筆を依頼され、ダウドの没後10周年にあたる17年に『グッゲンハイムの謎』を発表した
ダウド,シヴォーン[ダウド,シヴォーン] [Dowd,Siobhan]
1960年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業。2006年、『すばやい澄んだ叫び』で作家デビューし、ブランフォード・ボウズ賞とアイリーシュ・ディロン賞を受賞。07年に『ロンドン・アイの謎』を発表したが、わずか2か月後の8月、乳癌のため47歳で逝去。同作でビスト最優秀児童図書賞(現・KPMGアイルランド児童図書賞)を、死後刊行された『ボグ・チャイルド』でカーネギー賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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