創元推理文庫<br> スズメバチ

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スズメバチ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 602p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488229061
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

『17の鍵』『19号室』に続く
謎に満ちた幕開けと激動の展開!

警察のゲストハウスでロックスターの遺体が!
<刑事トム・バビロン>シリーズ急展開の第3弾

著作累計75万部突破
ベストセラー作家のドイツ・ミステリ

ベルリンで開催されたロックスター、ブラッド・ギャロウェイのライブの最中に、女性が彼に謎の封筒を手渡した。その中のアルミケースには、凝固した血の上に載せた小さな白い羽根が入っていた……。翌日、警察のゲストハウスでブラッドの血だらけの死体が発見される。刑事トム・バビロンは、臨床心理士のジータと捜査を始めるが……。トップスピードで駆け抜けるシリーズ第3弾。解説=村上貴史


【目次】

内容説明

ベルリンで開催されたロックスター、ブラッド・ギャロウェイのライブの最中に、女性が彼に謎の封筒を手渡した。その中のアルミケースには、凝固した血の上に載せた小さな白い羽根が入っていた…。翌日、警察のゲストハウスでブラッドの血だらけの死体が発見される。刑事トム・バビロンは、臨床心理士のジータと捜査を始めるが…。トップスピードで駆け抜けるシリーズ第3弾。

著者等紹介

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
ドイツ文学翻訳家。和光大学教授

ラーベ,マルク[ラーベ,マルク] [Raabe,Marc]
ドイツ、ケルン生まれ。10代で仲間と映像を撮りはじめ、大学入学前に映像制作会社を設立。大学では演劇・映画・テレビ学とドイツ文学を専攻するものの、会社経営に専念するために中退した。2012年にSchnittを刊行して作家デビュー。ケルン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

114
興奮持続の一冊。シリーズ3の今巻は最初から最後まで文句なしの興奮が続く面白さ。ロックスター殺人事件、謎の封筒が意味するものとは…?捜査を始めた主人公の刑事トム。ところが思いもよらぬ事態、現在と過去を交錯させながら彼を次々と取り巻いていくかのような暗雲の展開に何これ!と思わず声が。相変わらず妹のヴィーに囚われているトムはもちろん、彼の母を軸にした過去は暗さオンリーながらも惹き込まれずにはいられない。終盤、時が結ばれたような全容、スズメバチの意味とこれだけでも満足感満たされるのに。ラストはこれ以上にない興奮。2026/08/05

KAZOO

105
マルク・ラーベによる「刑事トム・バビロン」シリーズの「17の鍵」「19号室」に続く3作目です。2019年10月に警察のゲストハウスでロックスターの遺体が発見されます。いつも通りに主人公の過去と交互に話が進んでいきます。過去は1989年で主人公は5歳で母親が東ドイツから逃亡を企てています。ロックスター殺害事件の顛末はスピード感があって1週間くらいで解決します。また過去の話で妹の行方がどうなるのか、この最後のエピローグでヒントが出てきます。次回が楽しみです。2026/06/24

yukaring

80
『17の鍵』のシリーズ第3弾。過去が語られる今作では謎多きこの物語の背景が少し見えてきた感じ。今回はロックスターの猟奇死体が警察のゲストハウスで見つかり、容疑者として浮上したのはまさかの…。そして交互に語られる30年前のトムの両親のエピソード。ロックスター、ギャロウェイの死の前に届けられた血のついた白い羽根の意味、東ドイツから逃亡を企てるトムの母親の覚悟。目まぐるしく展開するどちらの物語からも目が離せない。そして過去と現実が重なり合うような結末と何よりもヴィーに関してのヒントが明かされるラストが衝撃的。2026/07/05

えにくす

72
暴走刑事トムと相棒ジータの活躍を描く、シリーズ第三弾。アメリカのロックスターが殺害された。一方でドイツが東西に分裂していた、1989年に場面転換する。ここではトムの母親インゲの逃亡劇が描かれる。だが彼女が裏切り者に殺されて、夫でトムの父親のヴェルナーは仇を討とうと奮闘する。二つの時代を描いたミステリーだ。そしてベルリンの壁崩壊の翌日、遂にヴェルナーは裏切り者と対決へ。だが決着後に思わず、えっ?と声が出た。お前か!お前だったのか!そしてエピローグのラスト二行に、読者は凄まじい衝撃を受けるだろう。★4.82026/06/25

がらくたどん

61
あれ?数字じゃないんだ?大丈夫!刑事トム・バビロンの第三弾もちゃんとキモくて粘着質な悪意の中をトムが奔る世界観はしっかり継承。そして今回も悪意は過去からやってくる。壁なき時代のロックスター「安部定風」殺人事件で追われる身になったバビロン一家の苦難と東ドイツ時代のバビロン一家が巻き込まれた厄災が交互に語られる構成は、現在の夫であり父であるトムの姿に過去の社会の軋みに壊されかけた父母の下で不安気に妹の手を握るトムの姿を二重写しにしながら怒涛の展開で事の真相に迫っていく。謀略あり活劇ありで疾走感抜群の面白さ♪2026/07/27

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