創元推理文庫<br> 風に散る煙〈下〉

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創元推理文庫
風に散る煙〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488218294
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

少女殺害事件の容疑者は
修道士消失事件の目撃者
ふたつの事件はどうつながるのか?
慣れない異国の地での捜査は難航する
王女にして法廷弁護士、修道女フィデルマが謎を解く

事件が起きた修道院への途上、フィデルマ一行は少女を殺した疑いで私刑に遭いそうになっている若者を保護する。若者は修道士失踪事件の目撃者でもあった。ふたつの事件に関連はあるのか? ダヴェド王国とサクソンとの確執のせいでサクソン人であるエイダルフは神経を尖らせ、フィデルマとのあいだもぎくしゃくする始末。慣れない異国の地の怪事件をフィデルマは解明できるのか。訳者あとがき=田村美佐子

内容説明

事件が起きた修道院への途上、フィデルマ一行は少女を殺した疑いで私刑に遭いそうになっている若者を保護する。若者は修道士失踪事件の目撃者でもあった。ふたつの事件に関連はあるのか?ダヴェド王国とサクソンとの確執のせいでサクソン人であるエイダルフは神経を尖らせ、フィデルマとのあいだもぎくしゃくする始末。慣れない異国の地の怪事件をフィデルマは解明できるのか。

著者等紹介

トレメイン,ピーター[トレメイン,ピーター] [Tremayne,Peter]
1943年英国生まれ。本名はピーター・ベレスフォード・エリス。ケルト関係の学術書を数多く著し、学会の会長や理事もつとめる著名なケルト学者である。小説家としても精力的に活動しており、ピーター・トレメイン名義の代表作“修道女フィデルマ・シリーズ”をはじめ、ホラーやファンタジー、ピーター・マッカラン名義のスリラーなどを刊行している

田村美佐子[タムラミサコ]
1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さつき

56
下巻も怒涛の展開で続きが気になり一気に読みました。ヨーウェルスの最後の選択には驚きショックです。そんな事をするタイプには見えないのに…強面で強気な人ほど脆い部分があるのかな。幕切れのフィデルマとエイダルフのやり取りも気になります。この後二人はどうなるんだろう?2024/11/17

星落秋風五丈原

30
事件が起きた修道院への途上、フィデルマ一行は少女を殺した疑いで私刑に遭いそうになっている若者を保護する。エイダルフは「余計なことに関わってないで、頼まれたことだけやりましょう」と提案するが、それがまたフィデルマの勘にさわってしまう。王女様を安全に旅の執着地に送り届けなければという使命感のなせる業だが、フィデルマには届かない。そして止めの、見事なほど分かれてしまった占いの結果。一方は結婚でき、一方は独身。ということは、二人はそういうお相手ではないということ?まあ、身分違いではあるけどね。2024/08/09

アリーマ

21
海路カンタベリーへ向かうフィデルマとエイダルフ。途中で嵐にあって、打ち寄せられた街で新たな事件に遭遇。その裏には近隣国家の覇権を巡る大きな陰謀が渦巻いていた。フイデルマがずいぶん物柔らかになって、エイダルフとも少しずつ親密さを増している感じだがなかなか進まないなあ。翻訳者が変わってずいぶん読みやすくなった気がする。ストーリーの牽引力も増して、前よりかなり楽に読めるが、古代ケルト諸国の言語や文化など、様々なディテールは相変わらず緻密に散りばめられて面白い。最近は順調に続巻が出ていて何より。★★★★2024/11/04

ぽんすけ

19
フィデルマは時々お姫様だからか高慢な所もあるけど、基本的に度胸が据わっていて信念の人。真実を得るためには危険も顧みない姿がすごい。それがいきすぎないようにエイダルフがストッパーになっているのもよい。今回は少女殺しと修道僧達の大量失踪が引き金になった、正に国家規模の陰謀を解き明かすというものだったが、上巻では個々の問題がバラバラすぎて、どういう繋がりがあるのかと疑問に思うようなことも、下巻で徐々に真実の糸が手繰り寄せられ最後に真実に収束していくところが毎度のことながらカタルシスを感じで気持ちいい。2024/09/07

Masa

8
読了。正直、訳者さんが変わってからちょっとだけ違和感あるんですよね。もう素晴らしいくらい色々踏襲してくれているのはわかっているんですけど、なんかなー……。フィデルマとエイダルフの関係性はどうなるのかなと思っていたけれど、まぁこの二人がいきなり変わるわけもないか、と。あ、フィデルマ・ラヴは変わらずです。2024/08/10

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