創元推理文庫<br> 修道女フィデルマの采配―修道女フィデルマ短編集

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創元推理文庫
修道女フィデルマの采配―修道女フィデルマ短編集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488218256
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマが、アイルランドの各地を巡り難事件を解決する。占星術で自らの死を予言して死んだ修道士、犯人と名指しされたのは修道院長だった。「みずからの殺害を予言した占星術師」。小王国の族長の跡継ぎを選定するための会合で、有力な候補者が死亡、どうやら毒を盛られたらしい。果たして犯人の思惑は?「法定推定相続人」等全5編を収録。待望の日本オリジナル短編集第5弾。

内容説明

法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマが、アイルランドの各地を巡り難事件を解決する。占星術でみずから占ったとおりに殺された修道士をめぐる事件を描いた「みずからの殺害を予言した占星術師」、小王国の族長の跡継ぎを選定するための会合で、有力な候補者を毒殺した犯人を推理する「法定推定相続人」など全5編を収録。待望の日本オリジナル短編集第5弾。

著者等紹介

トレメイン,ピーター[トレメイン,ピーター] [Tremayne,Peter]
1943年英国生まれ。本名はピーター・ベレスフォード・エリス。ケルト関係の学術書を数多く著し、学会の会長や理事もつとめる著名なケルト学者である。小説家としても精力的に活動しており、ピーター・トレメイン名義の代表作“修道女フィデルマ・シリーズ”をはじめ、ホラーやファンタジー、ピーター・マッカラン名義のスリラーなどを刊行している

田村美佐子[タムラミサコ]
1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たま

49
以前に読んだことあるかもと思いつつ読み始めたが、この特異さ、これは初読みのようだ。7世紀のアイルランドが舞台で、当時のアイルランドはキリスト教の布教や学問研究で先進的だったと聞いたことはあったが、法治制度の整備に目を瞠らされる。「ほんまかいな」と怪しむほどだが著者のトレメインさんはケルト学者だそうで、相応の根拠があるのだろう。5つの短編の中では、証拠がなく罪に問えない犯罪が印象に残った。同時に読んだ宮部みゆきさんの江戸時代ものでも同じテーマのものがあった。いつの世にも変わらない、何とも無残な犯罪。2022/06/09

星落秋風五丈原

36
結構フィデルマお嬢様やってるじゃない!「この私にそんな口きいていいと思ってんの?」って感じ。2022/03/10

M H

31
初めて読むシリーズで、7世紀のアイルランドという時代背景、設定が頭に入り切らなかったが魅力の一端は感じ取れた。もっと尺があると没入しやすかったかも。法廷弁護士、裁判官のフィデルマは頭脳明晰で身分が高く、美しいという超人。しかも舌鋒鋭くドMにはたまらないと思われる(ホントか)。めちゃくちゃ毅然としててちょっとこわ…かっこいい活躍を拝みながら読了。何かフィデルマに叱られたような気がする。2022/06/23

ぽんすけ

29
短編集はスキマ時間に読めてやっぱり手軽でいいな。展開もサクッとしてて登場人物の性格にイライラすることもない。今回後味悪すぎて心に残ったは他の方も書いてるが「養い親」かな。これ犯人がわかっても結局なにもできなくて非常に重苦しい気持ちになった。でも法は全能ではないもんね。現代だってそれは同じだし。ただ子供は大人の悪意に、大人が思っている以上に敏感なんだということは身に染みた。しかしこの養い親制度っていうのは面白い。自分の家庭で子供を教育するんじゃなく、他の家庭に預けて育ててもらう。日本の丁稚奉公感に似てるか?2023/02/22

ネコベス

29
七世紀のアイルランドを舞台に、法廷弁護士を務める修道女フィデルマが難事件を解決するシリーズのミステリ短編五篇を収録した短編集。該博な知識と流麗な弁舌、鋭い洞察力を駆使して事件の真相を見抜くフィデルマの活躍を堪能できる一冊。「みずからの殺害を予言した占星術師」が良かった。2022/05/10

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