内容説明
編集長急死?!急遽パ氏が出社すると、なんと当の編集長がOA化について演説を始めた。そしてコンピュータが吐き出した最高のレストラン名は、悪名高きテイクアウト専門店!データの改竄だ。編集長の命も狙われているらしい。元刑事パ氏対謎のハッカーの戦いの火蓋が切って落とされた。元警察犬ポムフリットも決死の大活躍。マダム・グラントの意外な恋物語も絡む必読の一冊。
著者等紹介
木村博江[キムラヒロエ]
1941年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳家
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感想・レビュー
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KUMAGAI NAOCO
1
くまのパディントンの作者による大人向けミステリの6冊目。今は経理処理をパソコンでするの当たり前だけど、この本が書かれた当時(約30年前)は何でもコンピュータがやってしまうのも、女性プログラマーの存在も珍しかったんだろうな。マダムはご愁傷様。パ氏の女装に対する偏見もジェンダーフリーだと思って受け入れてあげよう(笑)2021/11/05
AMBER
1
読み終えていつもと違うパンプルムース氏、あらすじをみて確かに違うところが多々あるけど、ベースは何時も通りに災難に巻き込まれるのは変わらないな。今回は事件がしっかりしてました。編集長がらみの事件だったけど、マダムもひと味加わってるとは!マダムの違う顔もいい味だしてる。インコにここまで悪戦苦闘してるパンプルムース氏と編集長にクスクス。ポムフリット、疑われてかわいそうに。2014/12/29
shibatay
0
再読2012/11/26
だん
0
インコを部屋に放しておいたら糞で大変な事になるよ、と経験者が言っておく。今回は料理があまり出てこなかったなぁ…2010/08/18
ぽむのき
0
マダム・グラント…!!2010/07/03