創元推理文庫
パンプルムース氏のダイエット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488215057
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「君が太りすぎであるのは逃れられない事実だ!」なんたることか。編集長命令は、ダイエットをかねたヘルスクラブ調査だった。パ氏と美食犬ポムフリットに食事制限など可能か?しかし仕事だ。ふたり(?)がピレネー東部のヘルスクラブに潜入してみると、そこには何やら秘密めいた雰囲気が漂っていた。パ氏と瓜二つの軽薄男も登場して大騒動。飢えたグルメ・コンビの運命は。

著者等紹介

木村博江[キムラヒロエ]
1941年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えめらるど

10
パ氏、編集長にダイエットを命じられる。 南仏の施設シャトー・モルグにて初日に体重を計測。医師「この体重にはいささかご不満がおありでしょう?」パ氏「体重には大変満足しています」こういう切り返しをするパンプルムースが好きだなぁ。 ポムフリットも大活躍🐾2021/08/12

AMBER

3
無理やりダイエット施設の調査に出されたパンプルムース氏だが、何だかんだてちゃかり食べ物ゲットしてますね。ポムフリットのお陰でソーセージにありつくわけだが、最後の結末しったらゾッとしちゃう。毎回、氏の女性がらみが多いがなんかなぁ~。のほほん&ちょっとぐだらない感じは好き。推理っていうか軽い謎と事件を兼ね備えた読み物ですね。2014/11/07

3
再読。このシリーズ好きだったはずなんですが、今回文章のきどりすぎが鼻についてしまいました…。ここまで真綿にくるまれると理解できないかも。盲目のフリがバレてからの、グルメに走るパンプルムース氏は読んでいて面白かったです。2012/07/10

朱音

2
美食家であり、グルメ雑誌の記者でもある主人公(趣味と実益をかねていて、いいよね)が、今回は健康のためにダイエット道場(ヘルスクラブだけど)に行かされてしまう、と言う設定。このシリーズみんなおいしそうなんだけど、今回は食べ物がなくってかわいそうだったりする(笑)まぁ、彼はそんなのにはめげずに食べまくったりしてるんだけど…2003/07/06

tomo6980

1
全然ダイエットしてないじゃん、と思いつつ原題を見ても「治療を受ける」だし。全然治療してないじゃん。まあ、それでもいいやと思わせる脱力シリーズではあるんだけどね。2019/10/14

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