創元推理文庫<br> ミゼレーレ〈下〉

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創元推理文庫
ミゼレーレ〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488214128
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

定年退職した元警部と、
薬物依存症で休職中の若き刑事
ともに捜査権のないはぐれ者同士の
バディ カスダンとヴォロキンに
あなたは最後まで翻弄されるだろう。

アルメニア使徒教会の事件後、同様の殺人事件が続いた。鼓膜を破られ、周囲に血文字で書かれる『ミゼレーレ』の歌詞。捜査権のないはぐれ者ふたりにより明らかになってゆく聖歌隊の少年たちの失踪、南米のナチ残党の兵器研究、謎のカルト教団の存在……。そしてバディそれぞれの驚愕の過去が明るみに! グランジェの疾走する筆致に翻弄される読者を待つのは、想像を絶する結末だ。訳者あとがき=平岡敦

内容説明

アルメニア使徒教会の事件後、同様の殺人事件が続いた。鼓膜を破られ、周囲に血文字で書かれる『ミゼレーレ』の歌詞。捜査権のないはぐれ者ふたりにより明らかになってゆく聖歌隊の少年たちの失踪、南米のナチ残党の兵器研究、謎のカルト教団の存在…。そしてバディそれぞれの驚愕の過去が明るみに!グランジェの疾走する筆致に翻弄される読者を待つのは、想像を絶する結末だ。

著者等紹介

グランジェ,ジャン=クリストフ[グランジェ,ジャンクリストフ] [Grang´e,Jean‐Christophe]
1961年、パリ近郊生まれ。ソルボンヌ大学卒業(フローベール研究)後、ジャーナリストとして世界各地を飛び回る。「パリ・マッチ」、「フィガロ・マガジン」、「ナショナルジオグラフィック」などに記事を書いていたが、94年に『コウノトリの道』で小説家デビュー

平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業。中央大学大学院修了。現在中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yukaring

68
無惨な死体の側に血文字で書かれた美しき聖歌「ミゼレーレ」は何を意味するのか?引退した老刑事と薬物依存症の若き刑事のはぐれ者二人組が不可解な謎に迫るスリリングなミステリ。聖歌隊の指揮者が鼓膜を破られ耳から血を流した死体で見つかり、周囲には子供の足あとが残っていた…。凶器が特定できないまま手がかりを手繰り寄せる2人が辿り着くのは聖歌隊の少年たちの失踪事件とナチの兵器研究、背後に見え隠れする巨大なカルト集団の影。そしてこの凸凹バディが並々ならぬ熱量で事件に執着する理由とは?疾走感あふれる圧巻のストーリーだった。2024/12/16

星落秋風五丈原

40
フランスという国におけるアルメニア使徒教会での事件であり、チリのピノチェト政権から逃げてきた相手が被害者だったことから、先入観として、虐げられた者、マイノリティが殺されたという印象を受ける。本編はこの先入観をうまくミスリードした設定になっている。二人の刑事はそれぞれにトラウマを抱えているが、下巻はヴォロキンの過去が更に紹介される。2024/12/04

Shun

32
次々と提示される新たな情報から事件の計り知れない闇深さに驚愕する。特に悪名高い某国の人体実験の関与が仄めかされてからは、その何らかの研究がこの事件にどう関わってくるのか最後まで気が気でない想いだった。音楽好きのマッドサイエンティストが目を付けた研究対象が本作の鍵となる。さらにフランス国内に居を構えながら警察でさえも実態を杳として掴めない謎のカルト集団の存在。そこに至るにはチリで活動していた拷問指導者や痛みを弄ぶ夜の帝王、そして被験者の証言を辿れ。真相は想像を絶するものなれどこれも人の業であるという悲劇。2024/10/15

ばんだねいっぺい

27
なぜ、ふたりが事件にここまで全身でのめり込み執着できるのかは、物語と併せて解説が腑に落ちる。この調子でどんどんと翻訳していただきたい。2024/09/29

9
ケレン味たっぷりのサイコサスペンス 異常な状態で発見される被害者たち、暗い過去を抱えたふたりの警察官、次第に明らかになる事件の真相と、深みはないけど読んでいる間は続きが気になり、飽きずに読める2024/10/24

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