創元推理文庫<br> サイン会の死―本の町の殺人〈2〉

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創元推理文庫
サイン会の死―本の町の殺人〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 393p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488213060
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

読書家の聖地ストーナム。ミステリ専門書店の店主トリシアは、サイン会後主役である人気作家の変わり果てた姿を発見する。本屋だらけの町の事件を描く好評シリーズ第2弾。

内容説明

古書と専門書の町、読書家の聖地ストーナム。トリシアはそんなストーナムのミステリ専門書店の店主だ。今日はベストセラー作家ゾウイのサイン会。サイン会はなんとか成功のうちに終了しほっとしたのも束の間、いつの間にか姿を消した主役を探しにいったトリシアが見つけたのは、人気作家の変わり果てた姿だった。本屋だらけの町で起こる事件を描く、好評ライトミステリ第二弾。

著者等紹介

大友香奈子[オオトモカナコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シキモリ

25
<本の町の殺人>シリーズ第二作目。タイトルの示す通り、主人公・トリシアの営む書店を訪れたベストセラー作家が殺されるというお約束的な幕開け。前作同様、本の町が舞台である必然性は乏しく、ストーリーも前作以上にこぢんまりしているが、町民同士の人間関係が面白いのでそれなりに楽しめる。コージーミステリーは脇役のキャラクター造詣を深掘りするジャンルではないと思うが、犯人周りの人間関係をもっと丁寧に描いても良いような。本国ではシリーズが十四作も刊行されているようだが、この狭い町を舞台にそこまで話が広がるのか興味はある。2023/01/15

16
二作目になって読みやすかったです。トリシアと保安官はまだ好きになれないけど、お姉さんを筆頭に気になるキャラがちらほら。ミスマープルも可愛い。この先が楽しみなシリーズです、続々と翻訳して欲しいなぁ♪2014/05/27

shizuca

15
最後までハラハラする展開でした。キンバリーが読み進めるうちにどんどん幼くなってきて彼女いくつだ、とページ戻ったりしてました。登場人物多くてみんなが個性的でしかも容疑者かもしれないとトリシアが思っちゃうと一人の人物が掘り下げられずに人となりが全部書かれずに物語がおわってしまってすこし残念。ラスはどうも好きになれないなぁ。ツナヌードルのせいじゃないけど。アンジェリカは慣れてきて嫌いではなくなったかも。犯人は動機が……とても気持ち悪いです……なぜそんな結論に至ったのか犯人よ。短絡思考にビックリ。でてくる料理やお2016/11/03

かもめ通信

15
本が好き!からのいただきもの。 古書と専門書の町として町おこしに成功したストーナムが舞台。主人公トリシアはミステリ専門書店の店主。自分の店で地元出身のベストセラー作家ゾウイを招いて開いたサイン会でなんと主役が変わり果てた姿に?! 本書はシリーズ第2弾。帯に「ライトミステリ」と銘打たれているとおり、本格的な謎ときを中心にしたストーリーではなく、地域限定で、人間関係のあれこれや、美味しそうなあれこれがふんだんに盛り込まれたコージーミステリだった。 2014/01/25

えむむ

13
またのっけからお姉様と険悪で心配になる。途中もイライラしたけど、最後は大団円で良かった。コージーでよく思うけど、あんなに人を疑って、主人公の人間関係は破綻しないんだろうか…2024/07/21

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