創元推理文庫<br> 裏切り〈下〉

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創元推理文庫
裏切り〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488211110
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

父親の元警部のことで話があると、ケイトに謎の電話をかけてきた女性は誰か? その頃、ロンドンのシナリオライターが、バーンアウト寸前でヨークシャーの人里離れた農場に妻子とともにこもることにした。養子の五歳の息子の生みの母が突然、現在の恋人という得体の知れない男と現われるが、彼の正体は? 浮上するケイトの父親殺しと彼の関係……。
本国で10月刊行にもかかわらず、その年の年間売り上げ第1位となった傑作ミステリ登場。

内容説明

殺された父について話があるとケイトに連絡してきた女性もまた惨殺されてしまった!彼女は何を語ろうとしていたのか?同じ頃、人里離れた農場で休暇を過ごす脚本家のもとに、養子である息子の生母とその恋人という逃亡者めいた男が現われる。目的は?驚愕の展開にページを繰る手が止まらない。ドイツで9月発売後3か月でペーパーバック年間売り上げ1位となった衝撃作!

著者等紹介

リンク,シャルロッテ[リンク,シャルロッテ] [Link,Charlotte]
1963年ドイツのフランクフルト生まれ。大学進学前、19歳で歴史小説家としてデビュー。大学では法学を学ぶ。1999年刊行の『姉妹の家』で初めて「シュピーゲル」誌のベストセラー・リストに。以後、今日までベストセラーを連発し、国民的作家として活躍を続けている

浅井晶子[アサイショウコ]
1973年大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程単位認定退学。2021年度日本翻訳家協会翻訳特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

87
とにかく面白い❗️息もつかせぬ展開に引き込まれあっと言う間に解決編まで進んだ、まるでジェットコースターのようなミステリ✨引退した元警部リンヴィルが自宅で何者かに拷問の上惨殺される。彼について何かを語ろうとした女性も同じく惨殺される。彼女は何を知っていたのか?犯人の狙いは何なのか?リンヴィルの娘ケイトが父の死の謎を解くべく奮闘するが出てくるのは彼女にとって衝撃の事実ばかり。そして時を同じくして逃亡犯に監禁される家族の話が繋がりハラハラドキドキが止まらない。驚きの真相も衝撃だが何よりタイトルの意味が深い傑作。2022/09/13

ナミのママ

70
ドイツでベストセラーというのがわかる、濃厚なミステリー。主軸となる惨殺された元警部リチャードの事件は下巻の後半になっても犯人がわからずだった。この事件の真相は悲しすぎる。殺人事件を追うと同時に登場人物像がなんとも魅力的。美男美女でもなくスーパーヒーローでもない。欠点があり自己価値も低く弱さを抱えながらも目の前の仕事に取り組む姿勢。少しずつ手探りしながら開示していく姿。事件と同じくらいこの人間関係と心理描写に惹きつけられた。シリーズ化された作品との事なので次作が楽しみ。2022/07/09

はれひめ

45
イギリスを好んで描くドイツのベストセラー作家さんのミステリー。上巻表紙の坊やの意味が分かる辺りから物語が加速する。複数の「裏切り」がお見事で、冴えない女を主人公に据えた所も新鮮。シリーズは今後も翻訳予定とのこと。久しぶりに海外小説の面白さへと導いてくれた読友さんに感謝です。2023/01/21

ぐうぐう

42
謎解きを忘れてしまうくらい、『裏切り』は登場人物達が背負うトラウマ的苦悩が胸を締めつけ、そのドラマに呑まれてしまう。主人公であるケイトはもちろんのこと、ケイレブ警部や部下のジェイン、あるいは養子を迎えたクレイン夫妻と養子の実の母親・テリー、それぞれが各々の葛藤を抱え、生きている姿は、その無様さ、みじめさが遠慮なく描かれているからこそ、読者の心の奥底を揺さぶる力を持っている。それでいて、終盤に明かされる真実の強烈で非情な展開は、ミステリとしてだけではなく、人間ドラマとして読者を容赦なく打ちのめす。2022/11/01

Yumi Ozaki

33
ケイトさん、応援したくなっちゃいます。2023/03/04

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