出版社内容情報
殺人現場の家を訪れたビルギッタは、密かに数冊のノートを持ち出した。その中に“ネヴァダ”の文字を見たからだ。それはスウェーデンの寒村とそっくりの事件が起きた土地。日記は1860年代、アメリカ大陸横断鉄道施設工事の現場監督が残したものだった。貧しさにあえぐ19世紀の中国の寒村、鉄道建設に沸く開拓時代のアメリカ、そして発展著しい現代の中国、アフリカ。現代の予言者マンケルによる、ミステリを超えた金字塔的作品。
ヘニング・マンケル[ヘニング・マンケル]
柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
内容説明
ビルギッタは殺人現場の家から密かに数冊のノートを持ち出した。そこにスウェーデンの寒村と似た事件が起きたネヴァダの地名を見たからだった。それは1860年代、アメリカ大陸横断鉄道敷設工事の現場監督が残した日記だった。貧しさにあえぐ19世紀の中国の寒村、開拓時代のアメリカ、発展著しい現代の中国、アフリカ。現代の予言者マンケルによる、ミステリを超えた金字塔的作品。
著者等紹介
マンケル,ヘニング[マンケル,ヘニング] [Mankell,Henning]
1948年スウェーデン生まれ。作家、舞台監督、劇作家。“刑事ヴァランダー・シリーズ”の第1巻『殺人者の顔』でガラスの鍵賞を、第5巻『目くらましの道』でCWA賞のゴールドダガーを受賞、他に児童書やエッセイなども書いた、人気実力ともに北欧ナンバーワンの作家である。2015年没
柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
巨峰
ふう
NAO
キムチ27