出版社内容情報
盗むのは「価値のないもの、誰も盗もうとはしないもの」限定だが、一度引き受けたならどんな困難な依頼もこなすプロ中のプロ。それが怪盗ニックである。文庫版全集第3弾の本書には本邦初訳4編、単著初収録6編を含む全14編が並ぶ。ニックが日本を訪れる「駐日アメリカ大使の電話機を盗め」、不慮の事故で骨折しながらも盗みに挑む「感謝祭の七面鳥を盗め」など、シリーズ愛読者でも初めて読むであろう作品の数々をお楽しみあれ。
エドワード・D・ホック[エドワード・D・ホック]
木村二郎[キムラジロウ]
内容説明
盗みの対象は価値のないもの、誰も盗もうとはしないものに限定されるが、一度引き受けた依頼はどんなに困難なものでもやりとげるプロ中のプロ―それが怪盗ニックだ。本書にはそんな彼が日本を訪れる話や、足首を骨折しながらも盗みに挑む話、政府の依頼で動く話など、本邦初訳や単著初収録の作品を多数収めた。短編の魅力がふんだんにつまった傑作シリーズ、文庫版全集第3弾。
著者等紹介
ホック,エドワード・D.[ホック,エドワードD.] [Hoch,Edward D.]
アメリカの作家。1930年ニューヨーク州生まれ。1955年、雑誌にサイモン・アークもの第1作となる短編「死者の村」が掲載されデビュー。以降50年以上にわたり、短編ミステリの第一人者として活躍し続けた。2001年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)生涯功労賞を受賞したほか、数々の栄誉に輝いている。2008年没
木村二郎[キムラジロウ]
翻訳家・ミステリー研究家・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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