創元推理文庫<br> 犯罪心理捜査官セバスチャン〈下〉

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創元推理文庫
犯罪心理捜査官セバスチャン〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488199043
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

被害者も証人もそして捜査陣も、みなそれぞれの秘密をかかえるなか、セバスチャン自身も実はある事情を隠して捜査に加わっていた。登場人物の強烈な個性が光る、新シリーズ。

内容説明

殺された少年は以前に通っていた学校でいじめられ、転校していた。母親、友人、担任と証言を得るうちに変化していく少年の印象。一方、トラブルメーカーのセバスチャンが加わったことで、殺人捜査特別班には波紋が広がっていた。被害者も証人も捜査陣もみな秘密をかかえるなか、セバスチャン自身もある事情を隠して捜査に加わっていた。登場人物の強烈な個性が光るシリーズ開幕。

著者等紹介

ヨート,ミカエル[ヨート,ミカエル] [Hjorth,Michael]
1963年スウェーデン生まれ。映画監督、プロデューサー、脚本家。ヘニング・マンケルの“刑事ヴァランダー”シリーズの映画やテレビドラマの脚本も手がけているほか、仲間と設立した映像プロダクション会社でイェンス・ラピドゥスの『イージーマネー』三部作、カミラ・レックバリの“エリカ&パトリック事件簿”シリーズなどを映像化している。小説は『犯罪心理捜査官セバスチャン』シリーズが初めて

ローセンフェルト,ハンス[ローセンフェルト,ハンス] [Rosenfeldt,Hans]
1964年スウェーデン生まれ。脚本家としてのほか、テレビやラジオ番組の司会者としても有名。テレビドラマ『THE BRIDGE』、ヘニング・マンケルの“刑事ヴァランダー”シリーズの映画やテレビドラマの脚本も手がけている。小説は『犯罪心理捜査官セバスチャン』シリーズが初めて

ヘレンハルメ美穂[ヘレンハルメミホ]
1975年神奈川県生まれ。パリ第三大学現代仏文学修士。スウェーデン語翻訳者。スウェーデン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

143
【図書館本】下巻はスピードアップして一気に面白くなった‼︎犯人に繋がる手がかりを掴むも、2転3転して結局犯人誰なの?とめくるページが止まらず一気読みでした。 が、結局第2以降の殺人の動機もあやふやのまま、そもそも殺人事件自体がストーリーのオプションみたいで、刑事たちのプライベートな部分が本筋、な印象は変わらず。セバスチャンが性格破綻者、みたいな描かれ方だけど、被害者少年の母と鑑識官のウルスラの方がよっぽどやな感じ!って思ったのは私だけ? まあぶちぶち言いながらも2作目読むけど!面白かったけど!2018/10/14

ケイ

129
最後は、そうきたか。女とセックスにもっていくすべを知る男(これはただの男のファンタジーだと思うけど)が、ある年齢で子供を欲しいと思う、か。持てたかもしれない子供。最後には唸るが、今からでもつくればいいだけじゃない、って思うのだけど。馬鹿なセバスチャン。そして、親子の間の愛情の正しい持ち方なんて、知っていると思う人は絶対に間違っているのだろうな。永遠に、甘えや照れや一方的確信により、歪んでしまうもの。さて、次作にどう続いていくやら。2018/04/18

KAZOO

86
かなりな犯罪捜査官だと思いました。日本だとこのような主人公は総スカンを食うのでしょうが。やはり同じ国の物語であるとヘニング・マンケルのほうがまだまともな主人公だと感じます。ただ読んだ後もまた読みたくなるのは、食べ物でいうとくさやのような感じなのかもしれません。2015/06/04

藤月はな(灯れ松明の火)

59
「幸せは同じものが多いが、不幸はそれぞれ、異なる」という意味の言葉があるが、家族もそうだ。仲が良さそうに見えても家庭内に入ると家族の誰かを憎んだり、疎んだり、そうなった現状や自分を恥じていたりする。その痛みと叫びは親しい者こそ、聞かせられない。だからこそ、ギリギリになるまで心は軋み続け、壊れてしまうのだろう。なぜ、犯行が行われてしまったのかという理由が遣る瀬無かった・・・。そしてラストで明らかになった事実に絶句。2015/01/25

papako

58
事件が動き出してからは面白くなりました。親子、夫婦の確執や絆が全編にやりきれなさを漂わせている。死んでもなおセバスチャンを縛る両親。親になりたい男や女。犯人は想像通りだったので、事件そのものよりも人の機微の方が興味深い。ただ作中の『人殺しでない男』が実際の姿や行動と結びつかなかったので、違和感がありました。ラストの真実も衝撃的で、この先どうなるか気になりますね。セバスチャン、表紙のおっさん、かっこよすぎるかも。2016/01/28

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