感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東森久利斗
1
タイトルどおり、ズバリ「裁判」のお話。古典にもかかわらずキングのように隙間なく活字が並ぶどうどうの上下巻800ページは、冗長になることなく、結審に向け策を打ち一歩一歩駒を進める展開は、読み進むうちに目が離せなくなってくる。法廷劇というより法廷そのもの、まさに実録。2018/12/16
毛竹齋染垂
0
元検事による法廷ものサスペンス。 ▼今から半世紀近く前に翻訳されたものであり、法廷用語が安定しない(田中英夫『英米法辞典』で“定訳”が作られるのは91年)のは御愛嬌。逆に「この単語の元になったのは何だろう」と考えながら読むと英米法の学習になってよいだろう。 ▼英米刑法について書かれた本は意外と少ない。本書はその良き入口の一つだろう。 ▼因みに http://bit.ly/16eicfl の「末延文庫」とは東大の英米法教室教授末延三次先生の旧蔵書。かの碩学もこれを読んで息抜きしたのでしょうか…。2013/05/24
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