内容説明
夫に裏切られたレイチェルは、ロッキーマウンテン国立公園に隣接した叔母の農場でひと夏を過ごすことにした。地元の野鳥愛好会EPOCHの面々に誘われ、珍種の鳥探しに出かけた彼女だが、見つけたのは叔母を脅していた雑誌記者の死体だった。その直後、叔母が姿をくらまし、レイチェルたちは調査に乗り出す。鍵を握るのは、現場にいた一羽のワタリガラス!?鳥づくしのシリーズ登場。
著者等紹介
早川麻百合[ハヤカワマユリ]
立教大学文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rokoroko
14
鳥づくしシリーズだけど、作者あんまり鳥好きじゃないのかな.再読。どうしてもこの目で貴重な鳥をみたいと登場人物に言わせている・・そこが鳥づくしシリーズのゆえんらしい。2019/06/24
rokoroko
9
コージーミステリで鳥編?矢鱈鳥の名前出てくるけどミステリにさほど出てこず、コロラドの景色描写もあまりなく、よんでると身体が痛くなるようなアクション?シーンあり。簡潔に言うと時間つぶしに読んだけど全く面白くなかったわ。コージーによくある登場人物の可愛らしさもないみたい.2018/10/11
yamakujira
6
離婚が決まって傷心のレイチェルは、叔母の農場に滞在することにした。ところが、叔母と親しい野鳥愛好会のメンバーと野鳥観察に行って他殺死体を発見、さらに叔母も失踪、叔母の亡夫に野鳥密売の疑惑も生まれ、叔母を探すレイチェルも襲われる。サスペンスフルなミステリだけれど、自己主張が強い主人公に辟易するし、スピード感あるようでどうもぐだぐだな展開に感じてしまうし、鳥づくしのシリーズと言うほど鳥が活躍してくれないし、訳文に手こずるわけでもなく読み切るのに苦労したのは、面白くなかったってことだなぁ。 (★★☆☆☆)2020/11/15
ふふふ
2
二十年くらい前? 今では一般的な自宅勤務出てきた頃。離婚ってしちゃえばさっぱりするけど、決まるまでがね。おばさんと素敵な関係の主人公だけど、会議の前に私用電話で延々とってやはり感覚違うわ。海外ミステリー流行ってるのねこう言う感覚の違いが感じられるのがおもしろい。内容はちょっとごちゃごちゃバタバタ。主人公に無理矢理協力させられて骨折したラークが本当に気の毒。主人公は好きになれないな2022/12/26
きょう
1
あんまり鳥の存在感がなくて残念。ミステリとしてもいまいちかなぁ。2014/11/15