創元推理文庫<br> 彼と彼女の衝撃の瞬間

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創元推理文庫
彼と彼女の衝撃の瞬間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488179076
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ロンドンから車で二時間ほどの町の林で、女性の死体が発見された。爪にマニキュアで謎の言葉を記されて……。故郷で起きた事件の取材に向かったのは、ニュースキャスター職を外されたばかりのアンと事件を捜査する刑事ジャック、ふたりの視点で語られていく不気味な殺人事件。だが、両者の言い分は不可解に食い違って……。どちらかが、とてつもない嘘をついているのか? 予想外の展開とどんでん返しが待ち受ける、第一級のサスペンス!

内容説明

ロンドンから車で2時間ほどの町の森で、女性の死体が発見された。爪にマニキュアで“偽善者”という言葉を書かれて―。取材に向かったのは、ニュースキャスター職から外されたばかりのBBC記者のアナ。捜査するのは、地元警察の警部ジャック。彼らによって語られる事件の様相は、なぜか微妙に食い違い…。予想外の展開とどんでん返しが待ち受ける、第一級のサスペンス!

著者等紹介

フィーニー,アリス[フィーニー,アリス] [Feeney,Alice]
BBCで15年間、記者やプロデューサーとして勤務したのち、2017年に『ときどき私は嘘をつく』でデビュー。同書は20以上の言語に翻訳され、ベストセラーとなった。現在はロンドン近郊のサリー州で夫と愛犬と暮らす

越智睦[オチムツミ]
東京外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

129
嘘つきは誰?の一冊。ラストまで不安感、不安定な状態でひたすら揺さぶってくる、サスペンス以外の何者でもないサスペンス。森の中で見つかった女性の死体。果たして誰が殺めた?警察官の彼、記者の彼女の視点で描かれるストーリー展開。読み手はひたすら嘘つきは誰?という時間に心縛られていく。そして次なる殺人事件から次第に浮き彫りになる過去の事情。かなりエグい事情に読み手の心に植え付けられる、とある予想。そこから見事なドキハラ感で読ませ、待ち受けていたのは衝撃の面白さ。あなただったのね。鮮やかな目くらましサスペンスを堪能。2022/06/17

遥かなる想い

129
2022年このミス海外第7位。 一つの真実を 複数人の視点で語られるミステリーである。信頼できない語り手のミスリードが面白い。20年前の女子校での出来事が 現代の復讐劇に繋がっていく…畳み込むようなどんでん返しは いかにも 英国ミステリーで 面白い。女性心理の不気味さが 丹念に描かれた作品だった。2022/01/14

えにくす

114
ロンドン郊外のブラックダウンの森で、女性の他殺体が発見された。事件を捜査する警部ジャックと、現地に派遣されたBBC記者アナの、2人の視点で交互に展開する物語。いきなり序盤での告白に、えっ?となる。そこから事件は進み、第二第三の事件が発生。過去の女性たちのおぞましい事件も明らかになり、如何にも英国サスペンスという感じ。2人の語り手が全く信用出来ず、もちろん感情移入も出来ずに物語は終盤へ。読者を待つ衝撃の真相とは?恐るべき連続殺人犯の正体は誰だ?←アナタだったのか!やられた、騙された!サスペンスの佳作だ★42022/06/27

エピファネイア

105
昨年度の「このミステリーがすごい」海外7位。アリス・フィーニーさん初読み。原題はHis & Hersなので邦題は少し盛りすぎかな。男性刑事と女性記者のパートが交互に登場。刑事と記者は元夫婦。所々で犯人の告白のパートが混じる。ロンドンから遠く離れた小さな街で殺人事件が発生。被害者は刑事とも記者とも関係のあった人物。やがて犠牲者は増えていく。それぞれのパートで語られる過去の回想も交えた事実を積み重ねることにより少しずつ事件の構図が浮かび上がってくる構成。登場人物が全員怪しく見えて最後までハラハラしながら読了。2022/12/06

yukaring

89
最初から最後までグイグイと引き込まれ、まさに"息もつかせぬ"展開を実感。しかも作者の巧みなミスディレクションに見事に引っ掛かり、本を閉じた後はしばらく呆然。物語は郊外の森の中で女性の死体が見つかり、BBC記者のアナ(彼女)、警部ジャック(彼)の2人の語り手により事件の様子が語られるが、内容が微妙に食い違う。どちらも今イチ信用できない語り手な上に周囲の人間の動きも怪しく、もはや全員が疑わしい状況。次々に起こる殺人と見え隠れする過去の因縁。最後のどんでん返しも鮮やかでもはや「参りました」と言いたくなるラスト。2022/05/26

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