創元推理文庫<br> 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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創元推理文庫
本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488169084
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

名探偵×消えた本
作家×犯人当て
詩×暗号

本にまつわる 謎、謎、謎の16編!
本邦初訳短編収録

あまねく書物を愛する人、
とりわけミステリを愛する人であれば誰もが、
本書を読んでビブリオミステリの
多彩さと愉しさを見出すことだろう。
 ――マーティン・エドワーズ(序文より)

消えた本の謎に挑む名探偵、毒を盛られた愛書家が蔵書に書き残したアンダーラインの真相、売れっ子作家の妻を殺したい男が仕掛けるアリバイトリック、編集者からの原稿依頼書を誤って受け取った女による奇妙な犯罪の顛末(てんまつ)……。現代英国を代表するミステリ作家にして愛好家であるマーティン・エドワーズが巨匠たちの名品から「本」をテーマに精選した、十六編の傑作ミステリ! 解説=小山正

■目次
G・D・H&M・コール「作家に授ける殺人講義」
E・C・ベントリー「救いの天使」
ニコラス・ブレイク「暗殺者クラブ」
S・C・ロバーツ「メガテリウム・クラブの奇妙な盗難事件」
フィリップ・マクドナルド「殺意の家」
A・A・ミルン「荒っぽいゲーム」
ジュリアン・シモンズ「本の中の手がかり」
グラディス・ミッチェル「ある原稿」
ロイ・ヴィカーズ「ある男とその姑」
マイケル・イネス「灰色の幽霊」
クリスチアナ・ブランド「拝啓、編集者様」
マージョリー・ブレムナー「あらかじめの殺人」
ヴィクター・カニング「性格(キャラクター)の問題」
ジョン・クリーシー「名誉の書」
エドマンド・クリスピン「きみが執筆で忙しいのはわかってるけれど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうって思ったんだ」
ナイオ・マーシュ「章と節」


【目次】

内容説明

消えた本の謎に挑む名探偵、毒を盛られた愛書家が蔵書に書き残したアンダーラインの真相、売れっ子作家の妻を殺したい男が仕掛けるアリバイトリック、編集者からの原稿依頼書を誤って受け取った女による奇妙な犯罪の顛末…。現代英国を代表するミステリ作家にして愛好家であるマーティン・エドワーズが巨匠たちの名品から「本」をテーマに精選した、十六編の傑作ミステリ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

24
「本」をテーマにしたミステリアンソロジー。なかなか粒ぞろいで楽しめました。「君が執筆で忙しいのはわかってるけれど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうって思ったんだ」は題名に驚いたけど内容がまさにこの通りで。「ある男とその姑」はミステリ的展開より人物造形が面白くて、そちらに引き込まれた。どうなってしまうか最後まで引っ張られた「拝啓、編集者様」などが特に良かったです。おすすめ。2025/10/21

geshi

24
クリスチアナ・ブランド『拝啓、編集者様』アンソロジー執筆依頼の手紙の誤配層が殺人を引き起こす設定に作者の暗黒微笑が見え、オチの切れ味も見事。フィリップ・マクドナルド『殺意の家』読者に殺意を予想させ疑惑を募らせていく書き方が一級品。ラストで傍にいた犬を持ってくるのも良い。ロイ・ヴィガーズ『ある男とその姑』犯人サイドに振った倒叙ミステリとして動機が生まれるまでの描きが丁寧。エドマンド・クリスピン『きみが執筆で~』追い込まれる作家の執拗さが妙にリアル。挟まる作中作がいい味を加えてくれる。2025/10/03

翠埜もぐら

23
最近創元社さんが古い推理小説や恐怖小説のアンソロジーを次々出してくれるのはうれしい限り。正直知らない作家さんばかりだけれど短編集なのでサクッと読めて楽しかったです。今回私にとっての目玉はナイオ・マーシュのアレン警部物の短編。アレン警部物の短編は3作しかなく、マーシュの短編集の翻訳もないので英語力皆無の私としては、東京創元社さん国書刊行会さん論創社さんが頼りです。未翻訳も沢山あるし頑張ってほしいわぁ。2025/09/30

阿部義彦

17
創元推理文庫でたばかり、8月の新刊です。自分的には看板に偽りありかなー、とも思った。てっきり古書や本がキーポイントとなるアンソロジーかな、と思ったら本絡みの範囲が広く、小説家が犯す殺人や編集者絡みのもの、叙述トリック(これは許せる)など、本が主格の物語では純粋にでは無いのですね。日本ならビブリオマニア受けのアンソロジー日下三蔵さんあたりやってくれたらなーとか、まあお国柄の問題か?かと言って詰まらなくは全然なかったです、アリバイ崩しのトリックとして、偶然同じ本が取り違えられる「ある男とその姑」が最高!2025/09/18

アカツキ

13
本にまつわるミステリ・アンソロジー16作品。なかなか面白い作品が詰め込まれていて読み応えのある良アンソロジーだった。特に好きなのは、絞首刑前の男の手記「ある男とその姑」、アンソロジーの執筆依頼された狂女「拝啓、編集者様」、自分を凌駕していく妻を殺そうとする作家「性格の問題」。執筆を邪魔される災厄日「きみが執筆の忙しいのはわかっているけれど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうって思ったんだ」は何か爽快感があった。キャベツは誰かに配ったのかな。2025/10/12

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