創元推理文庫<br> 壊れた世界で彼は

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創元推理文庫
壊れた世界で彼は

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  • サイズ 文庫判/ページ数 359p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488162061
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

真夜中、小さな町で立てこもり事件が発生した。一般家庭に銃を持った男数名が侵入したという。刑事ニックが現場に到着すると、家から大音量で音楽が流れ、爆発音が続いた。狙撃班が銃弾を浴びせ、機動隊が突入し、妻と娘たちを救出。だが家には犯人5名の遺体はあったが、夫の姿がなかった。警察は、犯人の一人が夫を人質にして逃亡したと考え、大規模な捜索を開始する。謎めいた行動を取る犯人の目的とは――。『死んだレモン』の著者が贈る意外性抜群の衝撃作!

内容説明

ニュージーランドの小さな町で人質事件が発生。民家に銃を持った男たちが立てこもったと知らされ、刑事ニックは現場に急行する。銃声をきっかけに狙撃班が銃弾を浴びせたところ、大爆発が!機動隊が妻と娘たちを救出。爆発跡からギャング5人の死体が見つかるが、夫の姿はない。警察は犯人グループのひとりが夫を連れて逃亡したと考え、捜索を開始するが。意外性抜群の衝撃作。

著者等紹介

ベル,フィン[ベル,フィン] [Bell,Finn]
1978年南アフリカ生まれ。法心理学の専門家として、南アフリカの裁判所や刑務所で被告人や受刑者の心のケアにあたっていた。その後ニュージーランドへ移住し、ウェリントンの刑務所で精神鑑定や受刑者のカウンセリングなどに従事する。2016年にパートナーとともに生活拠点を南島のダニーデンへと移し、専業作家としてのスタートを切る。2016年に『死んだレモン』をAmazon Kindleダイレクト・パブリッシングで発表し、ナイオ・マーシュ賞新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

87
「死んだレモン」を読んでいないので、ニュージーランド産のミステリーを読むのは初めてかもしれない。冒頭で発生した家族監禁の立てこもり事件。警察突撃のあとは、生き残り犯による家族誘拐となり、サスペンス色が濃くなる。2日間ほどに起きた出来事の物語だが、冒頭以降は坑道サスペンスが延々と続くことになる。全体の3割ぐらいはあったのではないだろうか?あくまで個人的な感想ではあるが、人物造形は良くできているように思う。ただ、ストーリー展開が自分の思う方向に進まず、思っていた作品とはやや違っていた感じがした。2022/07/15

しょう

69
小さな町で起こった人質事件に爆発事件。妻と子は助かるも何故か忽然と消えた夫。出だしから立て続けに起こる事件の数々に緊迫感が増す。一方で肝心の捜査は遅々として進まずやきもきさせられるが、ニックとトーブのコンビはなかなかのもの。焦らす展開が続き、あまりテンポがいいとは言えないが、それを補って細やかな人物描写が目を引く。ラストの展開は二捻りぐらいはある想定外の内容だったが、犯人は想定内。面白さは前作と同等だが、他のミステリー作品とは一線を画す出だしは評価したい。2022/11/27

ナミのママ

58
狙撃班・機動隊・多くの警察が包囲する面前で起こった二度の爆発。前作『死んだレモン』同様にインパクトがある巻頭。ニュージーランドの小さな町で深夜に起こった立てこもり事件はここから始まる。イースター休暇直前の悪天候、親子ほど年齢差のある2人の刑事、発生から解決までの2日間をみっちり追っている。謎が増えていくのにストーリーは進展しない。この土地にまつわる過去に絡んだ事件そのものは面白かったんだけど。中盤の精神論や解釈に似た会話部分が面倒でちょっと飽きた。スピーディーさを求めずじっくり読めば良かったと反省。2022/06/16

oldman獺祭魚翁

43
ニュージーランドの田舎町で起きた衝撃の事件。ギャングが押し入った1件の家が包囲する警察の目の前で爆発。人質の母親と二人の娘は無事だったが、居る筈の父親の姿が無い。生き残ったギャングに誘拐されたのか?組織犯罪科の二人の刑事が謎に挑む。押し入られた家の不幸な過去、目の前で自殺した同僚警官。雪が降り迫るタイムリミット。前作『死んだレモン』を想起させる見事な伏線回収。。北欧ミステリーの次はオセアニアミステリーの時代か? ちょっと煽ってみたけど、結構面白いですよ。2022/05/15

ばんだねいっぺい

40
この人の小説には「挫折からの再起」だとか「この世の清い部分を信じる」とか祈りのようなメッセージが込められている感じがして好きだ。でも、エピローグは、ちょっと待ってくれよと思ってしまった。2022/10/26

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