創元推理文庫<br> たとえ天が墜ちようとも

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創元推理文庫
たとえ天が墜ちようとも

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488136093
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

高級住宅街で女性が殺害された。刑事マックスは、被害者の夫の刑事弁護士プルイットに疑いをかける。プルイットは元弁護士で大学教授のボーディに潔白を証明してくれと依頼した。ボーディは引き受けるが、それは命の恩人である親友のマックスと敵対することを意味していた。たとえ友情を失おうとも、正義を為すべく対決するふたり。予想外の展開となる白熱の陪審裁判の行方は。『償いの雪が降る』の著者が描く激動の法廷ミステリ!

内容説明

高級住宅街で女性が殺害された。刑事マックスは、被害者の夫である弁護士プルイットに疑いをかける。プルイットは、かつて弁護士としてともに働いたボーディに潔白を証明してくれと依頼した。ボーディは引き受けるが、それは親友のマックスとの敵対を意味していた。マックスとボーディは、互いの正義を為すべく陪審裁判に臨む。『償いの雪が降る』の著者が放つ激動の法廷ミステリ!

著者等紹介

エスケンス,アレン[エスケンス,アレン] [Eskens,Allen]
アメリカ、ミズーリ州出身。ミネソタ大学でジャーナリズムの学位を、ハムライン大学で法学の学位を取り、その後、ミネソタ州立大学マンケート校などで、創作を学ぶ。25年間、刑事専門の弁護士として働いてきたが、現在は引退している。デビュー作である『償いの雪が降る』は、バリー賞ペーパーバック部門最優秀賞など三冠を獲得し、エドガー賞、アンソニー賞、国際スリラー作家協会賞の各デビュー作部門でも最終候補となった

務台夏子[ムタイナツコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

359
ジョー・タルバートが主人公ではないので読もうかどうしようか悩んだが読んで正解。こっちはこっちで面白い。『償いの雪が降る』ではそこまで存在感のなかったボーディがこんなに魅力的な人物だとは。ただし結末まで読むと相当無能(笑)。この作品の前に、マックスの弟が主人公となるノワール風の作品と、この後に今作の後日譚的なマックスの復讐劇があるらしいのに、すっ飛ばして次回作はボーディの少年時代らしい。それはちょっといただけない。完全に物語がつながっているなぜそういうことをするのか。よほど異質な内容なのだろうか。2025/01/13

ちょろこ

142
熱い法廷ミステリ、の一冊。女性殺害事件を発端に繰り広げられる、親友同士の刑事と弁護士の熱い闘い。前作とはまた毛色が違うものの今作も読み応えありで面白かった。親友かつ、心に傷を抱えた刑事マックスと弁護士ボーディ。二人の過去、心情を美と繊細な描写で描きながら、決定的な証拠だけがないもどかしさを抱えて熱い正義への闘いへと読み手をいざなう。ようやく幕が閉じた闘いの余韻もほんの一瞬。この魅せ方、展開、最後の最後まで誰もが迫られる選択、決断に気が抜けない。ラストは誰もが間違いなくこのタイトルを噛み締めたくなる良作。2020/10/22

bunmei

127
高級住宅街で起きた、女性の殺人事件陪審員裁判を舞台にして、互いの正義に火花を散らし合う法廷ミステリ―。洋書にしては、読みやすい文体で、殺人事件の真相を解明していく法廷ドラマに没入することができた。刑事マックスと弁護士のボーディの親友同士が、法廷の舞台で検察と弁護側の立場で、友情を超えてそれぞれが信じる正義を訴えてく。その法廷での圧倒的な緊迫感に釘付けとなった。そして後半、一気に畳みかけるような大ドンデン返しが、ミステリーとしての面白さと醍醐味をも高めていた。他のエスケンスの作品も、読んでみたいと思う 2025/12/28

タツ フカガワ

119
高級住宅地で起きた女性の殺人事件。捜査にあたった刑事マックスは被害者の夫で弁護士のベンに疑惑の目を向けるが、彼にはアリバイがあった。まもなく決定的な目撃証言を得たマックスだが、ベンはマックスの親友でもあるボーディに弁護を依頼する。『償いの雪が降る』でジョーとライラの命を救ったマックスとボーディを主人公とした法廷ミステリーで、「第三部 公判」は頭がクラクラするような展開が圧巻! これで3作目のA・エスケンスいまだハズレなし、というよりすべてが圧倒的な面白さです。邦題もうまいな。2024/03/08

stobe1904

119
【二転三転の法廷ミステリ】前作の『償いの雪が降る』でも感じたのだが、この作品も丹念に作られ、よくできたミステリだった、が読後の第一感。著者の法廷弁護士としての経験が生かされたスリリングな法廷シーン、二転三転するヒネリも効果的に決まり、先が読めない展開に読む手が止まらない。親友同士が刑事と弁護士に分かれて対峙する熱い人間ドラマも素晴らしい。こんなに面白い法廷ミステリはスコット・トゥローの初期作品以来かもしれない。未訳もいくつかあるので、この作家から目が離せない。★★★★★2021/08/10

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