創元推理文庫<br> ハリー・クバート事件〈下〉

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創元推理文庫
ハリー・クバート事件〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488121051
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

少女殺しの嫌疑をかけられた大作家ハリー・クバートの無実を証明すべく、青年作家マーカスは師直伝の小説作法(各章扉に掲載)を実践し『ハリー・クバート事件』を書き上げ、再びベストセラー作家に。次々に判明する新事実、どんでん返しに次ぐどんでん返し……。世界32か国以上で翻訳出版され、眠れぬ夜を過ごす人々を続出させた驚愕のメガヒット・ミステリ。アカデミー・フランセーズ賞、高校生が選ぶゴンクール賞同時受賞の傑作。

ジョエル・ディケール[ジョエル・ディケール]

橘明美[タチバナアケミ]

内容説明

自宅の庭で発見された白骨死体。少女殺しの嫌疑をかけられた恩師ハリーの無実を証明すべく、独自の調査をもとに『ハリー・クバート事件』を書き上げたマーカスは、再びベストセラー作家となった。しかし、真実はまだその先に隠されていた。どんでん返しに次ぐどんでん返しと、誰の予想をも超える真相で、全世界のミステリ・ファンの睡眠時間を奪った驚異のメガヒット・ミステリ!

著者等紹介

ディケール,ジョエル[ディケール,ジョエル] [Dicker,Jo¨el]
1985年ジュネーブに生まれる。ジュネーブ大学で法学を学ぶ。2005年に書いた短編でローザンヌの若い作家のための国際文学賞を受賞。2010年には第一長編で、ジュネーブ作家協会賞を受賞。『ハリー・クバート事件』で2012年にアカデミー・フランセーズ賞、高校生が選ぶゴンクール賞を受賞

橘明美[タチバナアケミ]
仏語・英語翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

457
おもしろかった。下巻のラスト4分の1あたりから次々と怒涛の展開になり、そこまで行くともうラストまでノンストップ。途中、「これは、もしや、アレではないか」と不安になることもあったが、アレにはならなかったので安心した。物語自体のスケールはそんなに大きくなく、時系列が交錯する中で徐々に事件の全容が明らかになっていくのだが、やはり圧巻は本書に出てくるキーとなるクバートの小説『悪の起源』というタイトルに込められた真の意味だろう。これはある意味で、作家と作家を目指す者のためにつむがれた物語でもある。2017/01/14

W-G

344
面白かった。『ハリー・クバート事件』刊行後の章から物語が一気に展開するが、一つ一つの材料は割と使い古されたものばかり。しかし、それまでのスローペースから、物凄い落差で緩急つけてくるので、つい読まされてしまう。ただ主人公のマーカス、それでいいのか?という疑問は拭えない。作家が実際の事件の告発本でヒットを飛ばす事自体に良いも悪いも無いかもしれないが、ちょくちょく挿入されるハリーとのエピソードや三十一箇条の心得を読みながらだと、いたって微妙な読後感。次回作でも主人公らしいので、どうなっていくのか興味ある。2017/03/06

遥かなる想い

102
下巻に入っても、少女ノラの謎は深まる。恩師ハリーの無罪を晴らすべく、 マーカスは独自の調査を続けるが… 次々に判明する新事実…畳みかけるような どんでん返しが面白い。 作家という特異な生き方を選ばざるを得なかった二人の男の時代を超えたミステリーだった。2022/04/21

kagetrasama-aoi(葵・橘)

39
「ハリー・クバート事件」(下巻)。二転三転どころか、三転四転する展開でした。最後の最後に明かされる真相は驚愕もの!面白かったです。マーカスの必死さに比べて、ハリーが冤罪を晴らすのに及び腰なのも、陪審制での司法取引に関してもやもやしたんですが、最後まで読めば納得出来ました。ディケール氏の二作目「ゴールドマン家の悲劇」はストレートな続編では無いのは、何故なんでしょう?気になります。2022/11/05

勇波

36
すごいなこの本。久々に鳥肌たったよ。類を見ない推理小説の上、至高の恋愛小説。『愛こそすべて』と堂々と言えるのはこの作品と玉置浩二くらいのもんじゃないか。マーカスの母上のはっちゃけ振りはもう奇人レベル。そしてロバート・クイン(レストランの親父)は上巻に続いてMVP★2019/03/31

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