創元推理文庫<br> 爬虫類館の殺人―ヘンリ・メリヴェール卿シリーズ

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創元推理文庫
爬虫類館の殺人―ヘンリ・メリヴェール卿シリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488118525
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【名作ミステリ新訳プロジェクト】

名探偵H・M卿、
「目張り密室」の謎に挑む!
きわめて独創的な謎と鮮烈な解決
〈不可能犯罪の巨匠〉中期の傑作!

第二次大戦下のロンドン。世界のヘビやトカゲを集めた爬虫類館が名物の動物園は、空襲の脅威により閉園を迫られていた。ある夜、園内の一室で園長と一匹のヘビがガス中毒で死亡する。部屋は扉と窓すべてが内側から厳重に目張りされた密室で、状況からは自殺としか思えない。だが……? 名探偵ヘンリ・メリヴェール卿が看破した驚愕の真相とは──不可能犯罪の巨匠、中期の傑作。解説=大山誠一郎


【目次】

内容説明

第二次大戦下のロンドン。世界のヘビやトカゲを集めた爬虫類館が名物の動物園は、空襲の脅威により閉園を迫られていた。ある夜、園内の一室で園長と一匹のヘビがガス中毒で死亡する。部屋は扉と窓すべてが内側から厳重に目張りされた密室で、状況からは自殺としか思えない。だが…?名探偵ヘンリ・メリヴェール卿が看破した驚愕の真相とは―不可能犯罪の巨匠、中期の傑作。

著者等紹介

ディクスン,カーター[ディクスン,カーター] [Dickson,Carter]
アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ(1906‐77)。本名ジョン・ディクスン・カー。1930年に予審判事アンリ・バンコランを探偵役とした『夜歩く』を発表。以後、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものし、熱狂的な読者を獲得。〈不可能犯罪の巨匠〉と呼ばれる

白須清美[シラスキヨミ]
1969年山梨県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森オサム

40
ヘンリ・メリヴェール卿シリーズ十五作目。めちゃくちゃ面白かった、好みだったんかな?。いずれにしても翻訳が素晴らしかったのが大きな要因では有ります。密室トリックは長い人生のどこかで聞いて知っていたのだと思います、これが初出なんでしょうけど。何がそんなに気に入ったのか、解説の大山誠一郎氏が最後の二行に全部書かれていますので、以下引用いたします。シンプルかつユニークな密室の設定、大胆な手がかりと巧妙なミスディレクション、カーの好きなスラップスティックなユーモアと王道ラブコメが詰まった本作は、カー中期の傑作です。2025/07/21

geshi

25
空襲下のシチュエーションと目張り密室の厳密性をいかに解くのかの2点がストロングポイントで、他は並み。対立する奇術師たちのロマンスは、いきなり人を投げ飛ばしたりキスしたり心情が全く読み取れなくてキツく、登場人物が魅力に欠ける。スラップスティックコメディも笑いにまで昇華できていない印象。目張り密室のトリックはアイデアそのものよりも、誤魔化しのために戦争という状況すら使う作者のバイタリティに面白味があった。犯人当てはカー自身が迫りきれた以内の自覚しちゃってるよね。2025/07/27

歩月るな

15
「すごく酔わないと、わたしにキスしたくならないの?」「いちゃつくやつらは大嫌いじゃ」熟練の戦時下状況作品。日常的に飛行機が飛んで爆弾が落ちてくる状況下の生活と、動物園に待ち受ける悲劇。「かわいそうなぞう」と同じ状況というのも理解できるはず。だからこそ悲哀に満ちているし、奇術の興業もどうなるかわからんと来る。そういう環境で成り立つ犯罪。最高のドタバタラブロマンスを物語の進行役として立たせていることで、何が伝わらず覆い隠されているかをうまく目立たなくさせると同時に、種は蒔いてある。戦時中に、これが描かれてる。2025/08/01

9
中期の作品らしくトリックはまあ普通だが、戦争中であることを利用した伏線の活かし方が上手い 解説にあるように当該の描写を読むと、細心の注意で訳されていることが分かる  しょーもないドタバタ、ラブコメもそれなりに面白い2025/06/22

りふりヴ

7
やっぱ悪態をついたり災難に見舞われるHM卿が面白い エピローグの私が犯人だと思ったのでは?の応酬には笑った2025/07/20

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