創元推理文庫<br> 髑髏城

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創元推理文庫
髑髏城

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488118396
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ドイツ・ライン河畔に聳える奇城??髑髏城?=B城の持ち主であった稀代の魔術師マリーガーが、走行中の列車内から身を投げてから十七年が経った。そして今、城を継いだ男が火だるまになって胸壁から転落、凄絶な最期を迎える。魔術師の遺産を共同相続していた富豪から依頼を受けて、予審判事アンリ・バンコランは死の影が漂う城へと捜査に赴く。そこで彼は、ベルリン警察の主任捜査官にして好敵手フォン・アルンハイム男爵と邂逅を果たす――。古城を舞台に火花を散らす仏独二大名探偵の推理、新訳決定版。解説=青崎有吾

内容説明

ドイツ・ライン河畔に聳える奇城“髑髏城”。城の持ち主であった稀代の魔術師が謎の死を遂げてから十七年が経った。そして今、城を継いだ男が火だるまになって胸壁から転落、凄絶な最期を迎える。予審判事アンリ・バンコランは事件の捜査に乗り出すが、そこで彼は好敵手フォン・アルンハイム男爵と邂逅を果たす―。古城を舞台に火花を散らす仏独二大名探偵の推理、新訳決定版。

著者等紹介

カー,ジョン・ディクスン[カー,ジョンディクスン] [Carr,John Dickson]
1906年アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。30年に予審判事アンリ・バンコランが登場する『夜歩く』を発表。カーター・ディクスン名義によるヘンリ・メリヴェール卿シリーズの『ユダの窓』など、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものにし、熱狂的な読者を獲得。“不可能犯罪の巨匠”と呼ばれる。77年没

和爾桃子[ワニモモコ]
英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

72
順番に読んでいませんが、バンコランシリーズ3作目だそうです。パスティーシュされた、「人狼城」と「双月城」を先に読んでしまっているので、ついそちらと比べてしまい事件の謎に関しては特別な驚きなどはなかったのですが、バンコランの鋭さ、ことにアルンハイム男爵との対決の結末は想像を超えてきました。出てくる女性たちがみな強いのも印象に残りました。新訳はとても読みやすく、訳者のあとがきも、青崎さんの解説もわかりやすくて良かったです。森美夏さんの表紙絵もとても好みです。2017/02/15

星落秋風五丈原

56
バンコランはいつになく浮かれている。それというのも、かつて諜報戦を戦ったフォン・シュトロハイム男爵と推理を競うことになったからで、ジェフ・マールが学童相手の舎監気分を味わっているというのだから、いつもの彼よりも相当子供っぽいのだろう。表面ではにこやかに昔話などをしつつ、水面下ではバチバチと火花を散らす二人、その二人をどっちもどっちだなとどこか醒めて見ているマールは、作者カーの投影。三者の後ろにいるそれぞれの国、ドイツ、フランス、アメリカの関係をも思わせるようで、なかなか面白い趣向。人物紹介がツボ。2015/12/27

NAO

55
かつて稀代の魔術師が所有し彼の死後友人のものとなったライン川岸に聳え建つ髑髏城。ある夜、今の所有者が、炎に包まれ城から落下した。調査するのは、パリの予審判事アンリ・バンコランと、ベルリン警察の主任捜査官アルンハイム男爵。二人は、どちらも超個性的、強烈な経歴の持ち主で、過去に、ヨーロッパの半分を股にかけ諜報戦を繰り広げた好敵手。「フォン・アルンハイムは笑う」からの「バンコランは笑う」の展開、読みごたえがある。2022/11/16

みっぴー

50
ドクロを模した古城の城壁を火だるまとなった城主が駆け抜けるーー!!カーらしい設定ですが、新訳が合わなかったのか、のめり込むほどではなかったです。事件そのものより、事件に至った経緯のほうがぞっとさせられました。人の恨みの深さは測りしれないですね。カー作品の中で、ここまで人間の心情に重きを置いた作品は珍しいと思いました。是非旧訳と読み比べたいです。2016/03/06

yucchi

38
【YKT祭第4弾】バンコランとアルンハイム男爵による推理対決。紳士的なやり取りの下に潜むバリバリのライバル心が見物。髑髏城の構造がいまいちよくわからない(^o^;) アルンハイム男爵は完璧に噛ませ犬なのだが、相手に花を持たせるバンコランちょっと漢前(*´ω`*)2017/02/19

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