創元推理文庫<br> 騙し絵の檻 (新装版)

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創元推理文庫
騙し絵の檻 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488112066
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【東京創元社創立70周年記念企画 ミステリ・セレクションベスト1】

真犯人は誰だ?
2000年代海外本格の頂点に立つ傑作

無実の主張もむなしく、二人を殺めた冷酷な犯罪者として投獄されたビル・ホルト。そして十六年が過ぎ、仮釈放された彼は推理の鬼となる──自分を罠に嵌めた真犯人を突き止め、殺すために。疑惑を追い、仮説を検討しつくした果てに、明らかになる驚愕の真相! 識者により、2000年代の十年間に翻訳された海外本格ミステリの頂点に選ばれた、犯人当ての大傑作。解説=法月綸太郎

内容説明

無実の主張もむなしく、二人を殺めた冷酷な犯罪者として投獄されたビル・ホルト。そして十六年が過ぎ、仮釈放された彼は推理の鬼となる―自分を罠に嵌めた真犯人を突き止め、殺すために。疑惑を追い、仮説を検討しつくした果てに、明らかになる驚愕の真相!識者により、2000年代の十年間に翻訳された海外本格ミステリの頂点に選ばれた、犯人当ての大傑作。

著者等紹介

マゴーン,ジル[マゴーン,ジル] [McGown,Jill]
イギリスの作家。1947年スコットランド生まれ。83年にデイヴィッド・ロイド警部とジュディ・ヒル部長刑事が活躍するシリーズの第一作『パーフェクト・マッチ』を刊行、作家デビューする。その後は同シリーズを中心にミステリを執筆した。日本では特にノンシリーズ長編『騙し絵の檻』の評価が高い。2007年没

中村有希[ナカムラユキ]
1968年生まれ。1990年東京外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

320
本屋でジル・マゴーンの作品を見かけたのはかなり久しぶり。たしかに素晴らしいミステリではあるが、まさか2000年代のベスト1として再刊されるとは。この勢いでジュディとロイドのシリーズも新装版を是非。さて間違いなく著者最高傑作のこちら。トリックはクリスティ的な視点のずらしがメイン。というかそれだけで勝負して見事に成功。大技のインパクトを削がないように、どこまでもソリッドな作りになっており、それに加えて解決編の舞台まわしが秀逸で、筋道たてて消去法で犯人を炙り出していく様子こそが絶大な支持を得た理由だろう。2024/03/31

yukaring

71
「彼女はなぜ殺されなければいけなかったのか?」この謎を突き詰めていくとてもシンプルなミステリ。不倫相手の女性を殺したという罪で投獄されたビル。彼は無実を訴えるが裁判で有罪となってしまう。そして16年後、仮釈放で出所した彼は真犯人を見つけることを誓い調査を開始する。容疑者は自分の元妻や同僚たち6人。誰が自分を罠にはめたのか?過去の事件と現在が交互に描かれる構成のため、中々過去の事件の全貌がわからずにもどかしい部分もあるが、主人公と一緒に謎解きをしているようなリアル感があり楽しかった。2024/06/27

harukawani

6
こんなタイトルだから、見え方が反転するような真相なんだろ?って思ったら本当に思わぬ方向からのサプライズだった。あぁ、そこがひっくり返るのか。何が良いって、解決編の鮮やかさ。容疑者全員が犯人であってもおかしくない中、一人ずつ動機と機会を検討していくと同時に、さりげなく提示される真相解明のためのヒント。だからこそ、わずかなページ数で真犯人の犯行と動機が理解でき、納得できる。お見事。2024/09/21

tama

5
1970年に起きた殺人で、ホルトは16年服役し仮釈放される。 真犯人を突き止めようと奔走するホルトと新聞記者のジャン。 自分を罠に嵌めたのは誰? 二転三転しながらクライマックスになだれこむ。 古典的展開ながらラストは圧巻‼︎ 2024/08/13

りふりヴ

5
無実の罪で投獄された男が出所し、その真相を探る 孤独な復讐になるかと思いきや、とある女性が現れて… 味方となる理解者がいるだけでだいぶ救われる 過去に区切りをつけて新たな未来へと2024/06/09

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