創元推理文庫<br> 奇巌城

創元推理文庫
奇巌城

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488107048
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

68
ルパンシリーズ第4弾。〔再読〕ルパンと高校生探偵ボートルレの対決を描いた、ミステリーというよりアドベンチャー。ホームズをルパンの引き立て役にしてしまった為に、コナン・ドイル側からクレームがつき、エルロック・ショルメ名に変更した曰く付き作品。明らかにシャーロック・ホームズとは別人、寧ろホームズの名を勝手に使ったフランス人、きちんとエルロック・ショルメに統一して貰いたい。暗号解読は日本語に訳してしまうと、あまり意味を成さないらしく残念。在る意味この結末だから、ルパン三世が存在する様になったとも言えるだろう。2016/07/24

Tetchy

42
99%の確率でストーリーを忘れてしまうだろう。終いには何も残らないのでは?と思った。2008/12/28

α0350α

9
再読4回目ぐらいです。どんなに追い詰められても相手の上をいく一手を打つリュパンが良いですね。結構内容を覚えていたので驚きは少なかったんですが、面白さは間違いないと思いました。2016/09/05

きりぱい

6
高校生探偵はいいから、早くルパン出てきてよーと思ってしまったのだけど、最初の事件はどこへやら、何やら大きな謎が浮上。シーザーから獅子心王リチャード、ジャンヌ・ダルクも噛み、ルイ14世からアントワネットの絶望と、幾人もに極秘に継がれてきたフランス王室の謎とは!その辺りの大掛かりさにわくわく。そしてルパンはどこまでも抜かりなく、どことなくお茶目でいい。なのに何とドラマチックに結ばれることか・・うぅ。ホームズなにしてくれんの!と、まあ、手痛い描かれ方ではあるけれど、おかげで?ルパンは続くのだ。2011/08/05

みさ

5
ルパン初登場は偕成社版で読んだので、「ルパン」読みが「リュパン」になり、もう少し若々しいイメージだったが少々老成されていた(笑)翻訳家変わるとこういう面白い目にも合えるのね~。偕成社でもういっかい読もう。さて、名作とだけあってラストがいいです。ルパンと天才青年のバトル、暗号解読。ただそれだけではない、ルパンの人間らしさ、潔さ、手段を選ばない冷酷さが詰まっていて読みごたえのある作品だ。ルパンの本は二冊めだけれど、人々が生き生きと描写されていてとても素敵。2015/12/27

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