感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
assam2005
23
以前読んだ「検察側の証人」の児童書用の翻訳とは違い、こちらを読めば映画化された意味がよくわかる。真意がどこにあるのか。正義云々は関係なく、自分の信じる者や自分の思い描く未来の為だけに、観客の心理を思いのまま手繰り寄せる強さ。「よくも周りの観客を欺いたものよ」と、こちらなら拍手したい気持ちになれる。また、他に短編11話が収録されているが、神秘現象を扱ったものばかりで、結末もヘビーで、私は苦手でした。クリスティも話を書いていたんだなぁ。でも、やっぱりクリスティはシリーズものの方が好きです。2018/10/07
眠りスナメリ
8
21世紀に読了。怖かったこわかった。
たのけん
1
★★★★★
hrurururu
1
表題作目当てで再読。本作をオマージュしたと思われる、「弁護側の証人」「最後の証人」よりずっと短いが、迫力すら感じる。クリスティのミステリは無駄がないのにムードたっぷり。他の収録作はオカルトチックなオチのものもあり、そうだと思って読むとオカルトを装った詐欺事件もありで楽しい短編集。2017/09/27
tmkmiura
1
うーん、やはり表題作以外はイマイチ…最後の降霊術は意味が分からなかったんだけど、夫人の娘が実は死んでなくて生き別れててほんとに霊媒本人でしたー、ってオチだったら面白…くない?2017/02/11
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