感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cozicozy
36
ひらいたかこさんの表紙本を購入。これから、少しずつ買い集めたい。短編小説集。知っている物語ですが、読み返したくなる作品。読みやすいのは早川書房のクリスティ文庫が、現代語訳で、言葉遣いなど違和感がありません。同じ作品でも、訳者が異なると楽しめる世界が1つ広がります。原書で、いつか読んでみたい。クリスティの書いた言葉を自分で感じてみたい。お洒落なベルギー人のポワロさん、典型的な英国人のヘイスティングズ大尉の様々な事件簿楽しみです。読書は、楽しい~。^^2013/12/31
おすし
29
全く、私の灰色の脳細胞なんて五里霧中。「ビヤン」「トレビヤン」などと相槌を打ちつつ思考停止したまんま、“英国人の毒物”(紅茶)でも飲みつつ、ヘイスティングズ大尉と一緒にエルキュール・ポワロ名探偵の名推理にぐぬぬとなるわけです。そんな自信満々ポワロさんにも“いやらしい海”(船酔い)という弱点が!プチパニックになっている様子はかわいらしくもある。2021/05/26
cozicozy
19
ミステリーは映像で楽しむ派であったのですが、図書館で見かけた早川書房のクリスティ文庫の短編を手にして、読み始めたら、その面白さにすっかり活字でもクリスティ作品が大好きになりました。そして、目指せクリスティ文庫の102冊読破!と、読み進めて、ちょっと早川書房から離れて、創元推理文庫の“ポアロの事件簿1”を読んでみミステリーることにしました。表紙は、好きなイラストレーターのひらいたかこさん。表紙の絵は、ユーモアと謎解きの楽しさ、の世界の面白さを感じさせてくれます。◆既に、観たり、読んだりしている作品ですが、新2013/04/22
tokko
14
短編なので推理を楽しむこともなく読み切ってしまう。その"お手軽感"がちょうどいい。眠る前のベッドで毎日15〜20分かけて1編ずつ読むのが日課となっていたのに、読み切ってしまった。分量といいあまり深く考えずに済む内容といい、夜11時の適書だったのに。まぁこれ以上毎日読み続けたら夢にポワロが登場しそうなので(笑)別の本にしよう。2014/01/23
tokko
14
エルキュール・ポワロかミス・マープルかと言われたら、迷うことなくポワロだと答える。一つ一つの言動が妙に鼻につくし、お世辞にもいい性格だとは言えない。なのに時代を越えて愛され続けるのは、ひとえにポワロの魅力あふれる人間性に由来するのだろう。毎回毎回こけにされて不愉快な思いをしながらも、結局はポワロの元にやってくるヘイスティングズにも、だから共感できてしまう。僕の周りにもポワロが一人いたら、人生が楽しくなるだろうな。たくさんいたら気が滅入るけど(笑) 2013/02/14
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