創元推理文庫
緋色の研究 (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488101152
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

従軍先のインドから戻ってきたワトスン博士が、ベーカー街221番地Bで同宿するはめになった風変わりな友人―それがシャーロック・ホームズであった。かくて、ホームズとワトスンの絶妙なコンビが誕生する!二人が遭遇した第一の事件は、空家で発見された死体と壁に血で認められていたRACHEの文字の謎。ホームズの明晰な頭脳が過去にさかのぼって突き止める驚くべき真相。大きな活字の新版。

著者等紹介

阿部知二[アベトモジ]
1903年岡山生まれ。1927年東大英文科卒業。創作、評論、英米文学の紹介に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

53
シリーズ第1作で、シャーロック・ホームズの名が初めて世に出た記念すべき作品。アフガン戦争から帰国したワトスン博士がホームズと同宿することになり、ホームズに素性をことごとく言い当てられて驚く場面は有名。高慢なホームズと、穏やかなワトスン博士はいいコンビで、ワトスン博士がホームズをうまくコントロールしているようにさえ見える。ただ、問題の事件とその解決法はやっぱり古臭いなあと感じてしまう。2016/12/02

あゆみらい

20
この文庫は訳がとても読みやすくて、面白かった。一気読みでした。記憶にあるホームズより、このホームズ、性格が悪い。子供版ではホームズはもう少しマイルドな性格に描かれているのでしょうか。作者のコナン・ドイルは眼科医だったのは知らなかった。医師が推理作家って現代にも何人かいますね。100年以上前の作品。すごい。2024/06/30

ユーモ

14
恥ずかしながらドイル初読み。友人にホームズシリーズを全巻借りてやっと重い腰を上げた次第。とりあえず本書を読み終えて一言。面白さがわからない。シャーロキアンの方々には申し訳ないが、このシリーズに対する期待が高かった分、拍子抜けした感じ。いや、まだ緋色の研究を読み終えただけでホームズを語れまい。もちろん次巻も拝読する。ゆっくり人気の理由を理解していきたい。2017/11/11

ホームズ

9
ブックオフで発見購入(笑)やはり面白いですね(笑)ワトスンとの最初の出会いの場面とか好きですね~(笑)それとデュパンやルコックと比べられた時の反応が良いです(笑)2010/09/30

まげりん

6
小さい頃から大好きなホームズ。「憂国のモリアーティ」を読んでいたら、あら?短編は全部よんでるけど、長編って一冊も読んでなくない?となって、大昔のコレクションから引っ張り出してきました。表紙違うわ。短編と違った展開とあまりのフォントの古さで挫けそうになりましたが、慣れてくるとぐいぐい来ました。ああやっぱり面白い。読めてよかった。私の大好きなホームズはここにいる。2020/11/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/507808
  • ご注意事項

最近チェックした商品