創元ライブラリ<br> プラハの墓地

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

創元ライブラリ
プラハの墓地

  • ウェブストアに124冊在庫がございます。(2026年10月27日 14時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 654p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488070946
  • NDC分類 973
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ホロコーストを招いたと言われる、今では「偽書」とされている「シオン賢者の議定書」を書き上げたシモーネ・シモニーニ。彼の回想録の形をとった小説。彼以外の登場人物のほぼ全員が実在の人物という、19世紀欧州を舞台に繰り広げられる大陰謀小説。『薔薇の名前』の著者のもうひとつの傑作。知の巨人エーコが描く憎しみと差別のメカニズムは現代社会を鏡のように映し出している。著者のコレクションによる挿画多数。待望の文庫化。


【目次】

内容説明

ユダヤ人嫌いの祖父に育てられた、稀代の美食家シモーネ・シモニーニは、文書偽造の仕事に就き、イタリア統一、パリ・コミューン、ドレフュス事件、そしてナチのホロコーストの根拠とされる史上最悪の偽書『シオン賢者の議定書』にまで関わることに。ウンベルト・エーコが描く、憎しみと差別のメカニズム!

著者等紹介

エーコ,ウンベルト[エーコ,ウンベルト] [Eco,Umberto]
1932年、北イタリア、アレッサンドリア生まれ。記号論学者、評論家、哲学者、文学者、作家。トリノ大学で中世美学、トマス・アクィナスを研究。卒業後、イタリア放送協会(RAI)の文化番組や出版社ボンピアーニ社の評論部門に関わる。ミラノ大学、フィレンツェ大学を経て、ボローニャ大学の記号論の教授に就任。同大学名誉教授。2015年に、ボンピアーニ社がモンダドーリ社に買収されたのを期に、作家仲間とともに、出版社ラ・ナーヴェ・ディ・テゼオを設立した。2016年2月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

25
偽書作成の特技で十九世紀末から歴史上の大事件に裏から関わってきたシモニーニの回顧録をなぞるようにヨーロッパの裏舞台を目にしていく。登場人物は語り手シモニーニ以外はほぼ実在の著名人ということ、そして書き手エーコの博覧強記も相まって詳細なヨーロッパ史と信じてしまいそうになる。文豪デュマやドストエフスキー、赤シャツ隊の指導者ガリバルディにナポレオン、そして反ユダヤ主義の被害となったドレフュスといった面々の描写に歴史の重さが伝わってくる。陰謀論やデマがヘイトを助長し、現代ではSNSを媒体に日々可視化されている。2026/09/17

TK39

4
19世紀のイタリア統一、普仏戦争などの史実をベースにフリーメイソン、イエズス会からユダヤまでの陰謀をつくりあげる。二重人格の日記のやりとりやら色々と混乱しつつも読み終える。偽書を信じる土壌があり、皆がそれを利用し、事実になる。色々な事が進歩し、社会が複雑になった時代であることは間違いない。今はSNSかな。 ちょっと難解だが、面白く読めました。2026/10/12

Ryo0809

3
「エーコの物語世界」が横溢した作品。歴史と虚構が交錯しながら、近~現代欧州の裏面史が展開する。ユダヤ人(=フリーメイソン)、イエズス会、社会共産主義などを絡ませながら、フランス、イタリア、ドイツ、ロシアなどが覇権を意図して、偽書による騒乱と陰謀を繰り広げる…。なんとも恐ろしい裏面史をテーマとした著作である。作品全体を貫く日記(偽書専門家と神父)と語り手が綴り、精緻に組み上げられた作品構造に翻弄されるように読んだ。よくぞここまで虚構世界を作り上げられるものだと、その創造性に感服。2026/09/21

shima

2
『憎悪は寛容である。なぜなら敵とみなした集団の全員を憎むことは容易である』『憎しみは心を熱くしてくれるものです』『人は信じたいものしか信じない』ともすれば簡単に私達は易きに流れそうになるが、結果はそれ相応のものにしかならない。読了後、陰謀論とは個人にとってある種の快楽主義のようにすら思えてくる(国家/エリートにとってはまた別問題)。信じることは簡単だが、その核となる理由が憎しみや恐怖にあるのなら、まず一度は疑ってみなければならない。全て懐疑主義に陥るのでもなく、疑い方のヒントを貰ったように思う。2026/09/30

イコ

1
史実を織り交ぜた物語で、ここら辺の歴史に詳しくないので調べつつ読んだ。と言っても、文学好きにはお馴染みの人が出てきたりする。ホロコーストの原因になったシオン賢者の議定書を作り上げた男の物語で、歴史の影に消えていった偽造屋の総称のような存在で、美食にしか欲望を見いだせない空虚さが現代のSNSに跋扈跳梁する魑魅魍魎たちへの皮肉に感じる。この文書できた遠因がイエズス会にあるって暗に言ってるので、バチカンから反発あったらしい。あとタクシル悪戯が史実とか激ヤバ過ぎて笑える。まあでも文学はこれくらいじゃないとね。2026/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23497398
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品