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出版社内容情報
特集「2020夏の怪談」。芦辺拓、大阪・船場の商家を舞台にした渾身の本格長編スタート。好評連載、大崎梢、櫛木理宇、古内一絵。本誌初登場、川野芽生が贈る力作中編ほか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
14
川野作品は、すべて花の名(しかも漢字表記)の名を持つ少年たちの物語、少女ではなく少年の設定のせいか、何故か映画『1999年の夏休み』(登場人物は少年のみ。全員少女が演じる。)を思い出してしまう。特集の作品(いずれも短い)の中では、「肖像画を描く肖像画」を扱うわずか3ページの光原作品の印象が強烈。唐突に小学生の頃家にあったクラシック・レコードのジャケット写真を思い出した。音楽を聴く家族の団欒風景を写した写真の中に同じレコード・ジャケットがあって、その中にさらに同じ構図の写真が入れ子になり以下無限に続くもの。2023/04/12
Takahide✈Yokohama
1
今月号は連載コミックが一番ウケた。2021/03/29