出版社内容情報
■第25回鮎川哲也賞&第12回ミステリーズ!新人賞&第1回創元ファンタジイ新人賞、各選評を一挙掲載■死刑執行の日、なぜ囚人は殺されたのか? 第12回ミステリーズ!新人賞受賞作、伊吹亜門「監獄舎の殺人」掲載■移動図書館を舞台に描く、新シリーズ連載スタート! 大崎梢「本バスめぐりん。」■弓道場で起きた不思議な事件に、葉山君たちが挑む! 好評シリーズ最新作、似鳥鶏「的を外れる矢のごとく」■堂々の連載最終回、円居挽「いきなりは描けない」ほか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
17
東京創元社らしい「日常の謎」に分類される作品が3作。目次には「読切短編」とある似鳥作品は、シリーズものらしい。掲載が空きすぎて人物関係の把握に苦労。同じカルチャーセンターに通う4人の女子中学生がそれぞれ主人公になった円居作品は、4回目の先回で完結したかと思っていたので嬉しい驚き。3人がそれぞれが違う講座に出て謎解きのヒントを得る構成も、最後の残る1枚の講座チケットの扱いも余韻を残す。成長した彼女たちにまた会いたくなる。これまで書店を舞台にしたシリーズを読んできた大崎作品は、移動図書館が舞台。➡️2022/11/28
おおかみ
6
ミステリーズ!新人賞は伊吹亜門「監獄舎の殺人」。明治維新という大きな社会変革の時代において、特殊なホワイダニットが解明されていく。歴史改変というほどのスケールかどうかはともかく、社会的背景が巧みにミステリと融合していてリーダビリティは高い。ロジックの甘さはあるものの、物語の面白さがそれを補って余りある。今後の活躍に期待だが、果たして方向性は?2015/11/22
aki.s
5
円居挽の連載が最終回。4人が大学生になっての続編希望。 クララ殺しは世界観に馴染めなくて断念。2015/10/31
Ryuka
4
江藤さんが出るとあった『監獄舎の殺人』目当てであるため、この話のみ。名のある人としては江藤新平さんと槇村正直が出てきます。…ということは、小野組転籍拒否事件へと繋がっているんですねぇやっぱり(文中には描かれてませんが)。読みながら『え?こんな感じなの?』→『江藤さんこんな人じゃないってば』と思ってからは気が乗らず先に進まず一旦止め、時間を置いてから再びはじめから読みましたが、感想は『こんなん絶対違うわ!!!!』でした。まぁこんな展開も話的にはアリなんでしょうが、私にはナシでした。感想終わり。2015/10/31
ソラ
3
【整理】2022/05/28




