目次
1 ADRに必要な基礎知識(企業活動と労働にかかる法の全体像;労働法の全体像;人事労務管理も労使の信頼関係が出発点;労働契約に対する労働関係諸法令の規制;労働契約の姿)
2 ADRのための民事訴訟法の知識(ADRと民事訴訟の共通点、相違点;民事・刑事・行政訴訟の区別;民事訴訟の目的;民事訴訟における「訴え」の3類型;民事訴訟における権利の存否の判断の仕方;基本的な4つのルール;民事訴訟法のまとめ;あっせん代理書面作成のトレーニング)
3 さまざまな労使トラブルケースごとのあっせん代理書面の書き方(最初に―労働事件の難しさ;最高裁判例の法的拘束力;最高裁判例の先例拘束力;あっせん内裏書面の書き方;まとめ~ADRにおける社会保険労務士の役割)
著者等紹介
前田欣也[マエダキンヤ]
51歳。特定社会保険労務士・行政書士・マンション管理士。昭和35年7月神戸市須磨区で生まれる。昭和54年3月兵庫県立長田高等学校卒業。昭和60年3月東北大学法学部法学科卒業。同年より約16年間にわたり野口法律事務所にて事務局長として法律事務に従事。民事・刑事事件のほか、少年事件、公害事件、労働事件に数多く携わる。平成15年3月行政書士・マンション管理士登録、平成16年9月社会保険労務士登録、平成19年4月特定社会保険労務士登録
野口善國[ノグチヨシクニ]
1946年、東京都生まれ。1965年、甲陽学院高校卒業。1970年、東京大学法学部卒業。法務事務官(法務省矯正局)、矯正研修所東京支所教官を経て、1980年、弁護士登録。1997年、神戸連続児童殺傷事件の弁護団長を務める。1988~90年、神戸弁護士会少年問題対策委員長。現在、兵庫県弁護士会子どもの権利委員会委員、同人権擁護委員、神戸拘置所篤志面接委員、保護司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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