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出版社内容情報
■『王とサーカス』刊行記念! 米澤穂信特別インタビュー掲載■失踪者を追う太刀洗たちが目にしたものとは──。シリーズ最新短編、「真実の10メートル手前」■評論「海外の研究者が解釈する乱歩作品」、「三鷹の森ジブリ美術館探訪 幽霊塔の秘密」レポートなどで贈る、乱歩特集第2弾「没後50年特別企画 もっと知りたい!江戸川乱歩の世界」■鮎川哲也賞受賞作家が描く乱歩オマージュ短編。市川哲也「屋根裏の監視者」■特別企画 来日記念、フェルディナント・フォン・シーラッハインタビュー&酒寄進一による特別エッセイほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
15
今回の表紙は「団子坂」とのこと。何の変哲もない場所のようでありながら、本号の特集である乱歩の明智小五郎初登場作『D坂の殺人事件』の作品名に由来すると知れば意味合いは一変する。これも一種の「聖地」なのかもしれない。掲載作品中『屋根裏の監視者』は乱歩作品のもじりであるが、状況は異なり、最後には大きく反転する。四人の女子中学生が主人公役を変えながらカルチャーセンターの毎回異なる講義を受ける連載第4回(最終回?)は、書かれなかった物語の結末を四者四様に書き継ぐという課題が、彼女たちの内面を浮き彫りにして印象深い。2022/11/23
BECHA☆
6
「津久田舞々は扉を開ける」どんどん妖かし(?)が増えていくw、「アリのままで」、「幾度もリグレット」が好きです。2015/09/23
aki.s
4
クララ殺しは前回の内容をまったく覚えていなかったので再読。設定についていけなくなってきた。2015/08/30
るか
3
王とサーカスのインタビューとベルーフシリーズ真実の10メートル手前を目的に購入。インタビューを読んで米澤さんのインタビューからの視点でもう一度王とサーカスを読んでみたいと思いました。そしてその前にさよなら妖精も再読したいと思いました。真実の10メートル手前は短編ながらもミステリとしても楽しめましたし読了感もらしい感じでよかったです。なんとなく予想はつく結末でしたが最後がとても印象的でした。ベルーフシリーズを読むと王とサーカスを読んだ時と同じ感想になりますがジャーナリズムについてにも考えさせられますね。2015/08/23
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