神の光

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488029333
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

一攫千金を夢見て忍び込んだ砂漠の街にある高レートカジノで、見事大金を得たジョージ。誰にも見咎められずにカジノを抜け出し、盗んだバイクで逃げだす。途中、バイクの調子が悪くなり、調整するために寄った小屋で休むが、翌朝外へ出ると、カジノがあった砂漠の街は一夜のうちに跡形もなく消えていた――第76回日本推理作家協会賞短編部門の候補に選ばれた表題作を始め、奇跡の如き消失劇を5編収録。
稀代のトリックメーカー・北山猛邦の新たな代表作となる、傑作推理短編集。


(目次)
一九四一年のモーゼル
神の光
未完成月光 Unfinished moonshine
藤色の鶴
シンクロニシティ・セレナーデ

内容説明

一攫千金を夢見て忍び込んだ砂漠の街にある高レートカジノで、見事大金を得たジョージ。誰にも見咎められずにカジノを抜け出し、盗んだバイクで逃げだす。途中、バイクの調子が悪くなり、調整するために寄った小屋で休むが、翌朝外へ出ると、カジノがあった砂漠の街は一夜のうちに跡形もなく消えていた―第76回日本推理作家協会賞短編部門の候補に選ばれた表題作を始め、奇跡の如き消失劇を5編収録。稀代のトリックメーカー・北山猛邦の新たな代表作となる、傑作推理短編集。

著者等紹介

北山猛邦[キタヤマタケクニ]
1979年生まれ。2002年、『「クロック城」殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞してデビュー。物理トリックに定評がある一方、幻想的な独自の世界観でも読者を魅了し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

146
クローズドサークルの密室殺人を扱ったミステリは繰り返し書かれているが、家屋消失トリックはクイーンの名作「神の灯」に続く目立った作品はない。それだけに様々なパターンで消えた館の謎に挑む短篇集は作家としての意欲にあふれている。独ソ戦や原爆実験場、ポオの未発表原稿に秘密ハイテク研究施設、多くの人の夢に現れる館など意外な奇想と組み合わせて、過去の因縁や政治的思惑が建築物を消してしまう驚きを生み出している。いささか強引で証拠のない論理展開も目につくが、純粋な驚きと楽しみを求めるファンには幸福な時間を約束してくれる。2025/10/15

yukaring

68
世にも鮮やかな消失劇の連打。屋敷が、基地が、そして砂漠の街が一夜にして忽然と姿を消す。幻想的で端正そして企みに満ちたトリッキーな短編集。「巨大な建物が消える」ミステリ好きならワクワクすること間違いなしのシチュエーション。しかも五話全てがこの“建物消失”という難易度の高いテーマ、そして全てに違ったトリックが用意されているという離れ業。おすすめは表題作『神の光』一攫千金を夢見て砂漠の街のカジノに潜り込んだ男。逃げ出した翌朝外を見るとカジノは砂漠の街ごと消え去っていた…。圧巻なクオリティに舌を巻く極上の一冊。2025/10/16

雪紫

60
館やひとつの町、鳥居が消える。物理の北山が「消失」一本でまとめた短編集。全編物理以外にも不思議なノスタルジーや、ファンタジー要素の絡め方など北山さんらしさが良く出た1冊。と言うより(ストーリー的な意味で)過去作要素のセルフオマージュ入ってますよね!?表題作は最初そんな莫迦トリック!とは思ったけど後々タイトルの意味も考えると「うぉぅ・・・。」とさせられる。個人的に好きなのは「一九四一年」と「未完成月光」(ポーほとんど読んでないのに)。「セレナーデ」(いや、これ見て初期のあれ連想するでしょ)。2025/10/08

geshi

30
稀代のトリックメーカーの新たな代表作となる建物消失もの短編集。『一九四一年のモーゼル』ヒントと真相との距離が絶妙で、まさに盲点の痺れるトリック。『神の光』街一つ消える規模のデカさに驚き、「神の灯」にかけただけでないタイトルの意味が見事。『未完成月光』作中作のポオへのオマージュがいい出来。トリックはやや知識寄りだけどオチも好み。『藤色の鶴』1つのトリックで短編で3つの時代の味の違う謎を出してくるの凄すぎ。『シンクロニシティ・セレナーデ』物理の北山が心理に振った幻想ミステリ。現実と幻想に揺れるようなラスト。2025/10/14

糸巻

30
建物消失のミステリを描いた5編収録の短編集。全ての話が消失ものって初めて読むかも。続けて読むと飽きそうに思えたけどそんなの杞憂で、どの話も時代・舞台となる場所・シチュエーションが全く違っているので変化も楽しめた。大きな建物が一晩で消失する…そのトリックや真相が実際に可能なのかはさて置き、消失に至るまでのエピソードが面白かった。戦中のソヴィエトでの消失トリック、街が丸ごと消失する表題作は時代背景に唸らされた。夢の中の消失を描いた書き下ろし作品はファンタジー味が感じられてとても好み。2025/10/11

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