出版社内容情報
時はヴィクトリア朝。チャーチゲートの電信局で十年に亘って研鑽を積んだ女性電信士ローラ・テンパートンは、結婚と職業のキャリア、どちらを選ぶかで日々悩んでいた。ある晩、彼女は局長アクトンを訪ねてきたアクトンの甥ネイト・ホーキンスと出会う。だがアクトンは直後、密室内で死体となって発見された。警察は遺産相続人となったネイトを疑うが、彼の無実を確信したローラは、自らの職能を活かして真犯人を追うことに。黄金期本格の楽しみを現代に蘇らせる第33回鮎川哲也賞受賞第一作。
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