四分の一世界旅行記

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四分の一世界旅行記

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  • サイズ 46判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488028367
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2017年初夏。掲載予定の短編の原稿を携え、作家・石川宗生は日本を発った。中国、パキスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、トルコ、ブルガリア、ギリシャ、マケドニア、セルビアを約半年かけて周遊。時には旅先で出会った仲間と、また時にはイマジナリーフレンドを道連れに、現実と虚構を自在に旅する。Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作家のセミ・フィクション旅行記。

内容説明

2017年初夏。未発表の短編小説の原稿を携え、作家・石川宗生は日本を発った。中国、パキスタン、キルギス、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、トルコ、ブルガリア、ギリシャ、マケドニア、セルビア…。時には旅先で出会った仲間と、また時にはイマジナリーフレンドを道連れに、現実と虚構を自在に旅した半年間の物語。Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作家、空前絶後のセミ・フィクション旅行記。

目次

パスポートナンバーTK49494949の叫び
落下の山村
笑いを灯す人
摂氏四五・一度の異邦人
世界の終わりとアンダーグラウンド・モスク
時の旅人たち
浴室
旅のゆくえ
ポータブル・ブコウスキー
オン・ザ・エンディング・ロード
特別対談 宮内悠介×石川宗生

著者等紹介

石川宗生[イシカワムネオ]
1984年千葉県生まれ。オハイオ・ウェスリアン大学卒。2016年「吉田同名」が第7回創元SF短編賞を受賞、翌年には第48回星雲賞の参考候補作に選出される。18年「白黒ダービー小史」が第49回星雲賞の参考候補作に、同年刊行された『半分世界』が第39回日本SF大賞最終候補作に選出される。20年には『ホテル・アルカディア』が第30回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

96
成田ーカシュガル間の片道航空券が小躍りしたくなるような廉価で購入できたので、中央アジア・コーカサス・東欧を旅することにしたバックパッカーの旅行記。でも著者自らも語ってるように、「おそらく旅人が本当の意味で”すごかった”のは、ろくな情報もなく場当たり的に旅路を切り開いていった沢木耕太郎さんの『深夜特急』の時代ぐらいまでだろう。」ガイドブックもいろいろ出回り、何と言ってもインターネットの存在が全てを変えてしまった。行き交うバックパッカー同士の関わり中心の話にイマイチ”昔の若者”は没入できなかった。2021/08/13

アキ

94
生粋のバックパッカーなんですね。2017年5月〜10月にかけて中央アジア・コーカサス・東欧の15ヶ国を巡る旅行記です。パキスタンのパスーで足を怪我した際、現地のシャーマンのおじさんにそこら辺にある薬草を湿布に出されたエピソードが笑える。行く先々で長期旅行者と行動を共にするが、その種の人たちは面白い場所をよく知ってる。旅行記としては脳内ブコウスキーとの会話がぶっ飛ぶギリシャからアルバニアの話が秀逸でした。この本で「美女大国」アルメニアと火の国アゼルバイジャン、料理がうまいジョージアに行ってみたくなりました。2021/06/12

雲をみるひと

36
小説家による中国西域、中央アジア、東欧の旅行記。基本的に現地で出会った旅人や現地人との交流記だが、自己と対話している章もある。全体に臨場感があり、世界観に引き込まれる。数行しか書かれていないエピローグ的な章は不要だったかもらしれない。2021/12/06

20
五ヶ月もの長期休暇があったら何をしたい?わたしは著者のように海外旅行をしたい!スタート地点が中国新疆ウイグル自治区のカシュガルという点ですでに常人と違う著者の旅行記。中央アジアを周遊し、コーカサス方面を目指すルートをとても魅力的に見せてくれた。怪我した足をシャーマンに見てもらったり、愉快な仲間たちと意気投合して観光したり、気温五〇度で息も絶え絶えだったり、大酒飲みのオーナーのゲストハウスで酒盛りしたり。宿は安宿、長距離は夜行バスで移動など、世界一周者向けの情報の宝庫であった。2021/10/27

ハルト

9
読了:◎ まず著者って、こういうテンションの人なんだと最初驚いた。バックパッカーで、中央アジアに東欧にと巡り、さまざまな人や文化と出会う。トラブルもあるだろうけど、異文化と接触することで、そこに新しい何かが生まれる。旅仲間という繋がりの友人関係ができたりもする。コロナ禍の現在では無理だけれど、ああ旅をしてみたいという心地になった。宮内悠介氏との対談では、ふたりとも旅をするのが本当に好きなんだというのが伝わってきてよかった。出てくる人々みな個性的で楽しかった。旅っていいものですね。あとタイトルのモジリ好き。2021/06/08

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