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みやこさわぎ―お蔦さんの神楽坂日記

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488027667
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高校生になった滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強く面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。ふたり暮らしの日々は変わらず騒がしい。神楽坂の若手芸妓・都姐さんが寿退職することに。おめでたいはずなのに、「これ以上迷惑はかけられない」と都姐さんの表情は冴えなくて……。(「みやこさわぎ」)表題作をはじめ、粋と人情と望が作る美味しい料理がたっぷり味わえるシリーズ第三弾。

西條奈加[サイジョウナカ]

内容説明

高校生になった滝本望は、いまも祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前からお蔦さんと呼ばれる祖母は、料理は孫に任せきりだしとても気が強いけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。そのお蔦さんが踊りの稽古をみている、若手芸妓・都姐さんが寿退職することになった。幸せな時期のはずなのに、「これ以上迷惑はかけられない」と都姐さんの表情は冴えなくて…(「みやこさわぎ」)。神楽坂で起こる事件をお蔦さんが痛快に解決する!粋と人情と、望が作る美味しい料理がたっぷり味わえるシリーズ第三弾。

著者等紹介

西條奈加[サイジョウナカ]
1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

149
シリーズ3弾。お蔦さんと望の周りの身近な問題7編。私はタイトル作と三つ子花火が好きだった。それにしてもお蔦さんの様な祖母は良いな。なんだかしゃんとするよね。粋で人を見極める事が出来て、人情があって、憧れてしまうなぁ。毎回思うのだが、望は優しくて良い孫だわ。大人な場所で大人な人たちに囲まれて『人間』を見る眼も養われるってもんで、まぁ、こんな高校生は現実にはいないだろうが・・望の作る料理も毎回楽しみ。作品に欠かせない要素になってもいる。読んだ後は必ずお腹が空くのは私だけか?(汗)2016/11/24

紫綺

146
お蔦さんの神楽坂日記シリーズ第3弾。軽快なタッチのソフトミステリー仕立て、主人公「望」の料理がアクセントな連作短編。面白いし、おいしいし、楽しい♪2017/01/31

とし

131
お蔦さんの神楽坂日記「みやこさわぎ」3巻。望君の手料理とお蔦さんの粋と人情と啖呵と決め台詞良いですね。2017/02/11

さくらさくら

123
『お蔦さんの神楽坂日記』シリーズ第3巻。今回もお蔦さんは粋でカッコいい。読後感もスッキリ。お勧めです。2019/06/21

ひさか

106
隔月刊ミステリーズ!の2014年8、12月号、2015年4、8、12月号、2016年4、8月号掲載の7篇の短編を2016年10月に東京創元社から刊行。シリーズ3作め。安定した面白さです。どのお話も楽しめました。2017/01/13

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