出版社内容情報
月刊EYESの小高直海経由で、大森で発生した未解決殺人事件を調べ始めた柚木。二年前、東南アジアからの留学生を支援する組織でボランティアをしていた女子高生が被害にあった事件だが、調べ始めたとたんに関係者が急死する事態に。事故か殺人か、二年前の事件との関連性は果たして? 美人刑事に美人母娘、美人依頼主と四方八方から美女が押し寄せる中、柚木は事件の隠された真実にたどり着けるのか──。“永遠の38歳”の青春と推理を軽やかに贈る、最新長編。柚木草平初登場作『彼女はたぶん魔法を使う』を思わせる、ファン必読の書。
内容説明
月刊EYES編集部経由で、大森で発生した未解決殺人事件を調べ始めた柚木。二年前に東南アジアからの留学生を支援する組織でボランティアをしていた女子高生が被害にあった事件だが、調べ始めたとたんに関係者が急死する事態に。事故か殺人か、美人刑事に美人母娘、美人依頼主と四方八方から美女が押し寄せる中、柚木は事件の隠された真実にたどり着けるのか―。柚木草平初登場作『彼女はたぶん魔法を使う』を思わせる、軽やかな展開がファン必読の長編ミステリ。
著者等紹介
樋口有介[ヒグチユウスケ]
1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。第二長編の『風少女』が第103回直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タックン
91
元刑事のフリーライター探偵物シリーズ。過去の事件を調べていったら殺人事件の様相にそして新たな事件が・・・・・。真相はありていだったけど最後は一捻り。それにしても会話は軽妙で面白いけど探偵以外は美人・美少女しかでてこないなんておかしいだろ!!柚木には美女を引き寄せる力が何かあるのかな?俺にもほしいな・・・・でもこんな大人数はいいかな(笑)2016/03/19
るっぴ
30
樋口有介初読み。シリーズものと知らなかったが、楽しめた。登場する女性が美女ばかり。ジャーナリストの柚木が、モテモテ。次は、1作品目を読んでみよう。2016/02/21
lonesome
27
「おいおいおい、美女軍団、本気なのか」! !(byせつない探偵 柚木草平) いいねえ、柚木草平。久しぶりにこのシリーズを読んだけれど、草平ちゃんはまったくブレていなかった。これだけ気持ち良くポンポンポンポン軽妙な言葉が次から次と出てくるなんて、まるで純次か亨か、相変わらず自分にとって憧れの存在だ。 そして、頭の中で再生される草平ちゃんは鹿賀丈史なわけで、あれから何年たったのかと 思って調べてみたらなんと最初のドラマ化から21年が過ぎていた! いままたドラマ化するなら女性陣を誰にするか楽しみだ。2017/12/23
tara
26
相変わらず美女に囲まれながらも仕事と洗濯はきっちりの柚木草平氏、今回も楽しませていただきました。そうそう、ドラマでは誰だったっけと調べたら加賀丈史・・ちょっと違うよねえ(^^;2016/03/05
み
25
久しぶりの草平さん♪相変わらずモテモテ(^^;お話しは、かなりガッツリなのに、それが霞んでしまう…。2018/09/03