出版社内容情報
部室で目覚めると、八年間の記憶が失われ高校時代に逆戻り。母校で教師をしているあたしの身に何があったの? しかも親友の実綺は高二の文化祭直前に亡くなっているなんて──。文化祭で念願の「眼鏡屋は消えた」を実演させるため、あたしは同級生に事件の真相を探ることを頼んだ。あたしがもっとも苦手とする、イケメン戸川涼介に。青春時代の甘く切ない事件を、リーダビリティ抜群の筆致で描く、第21回鮎川哲也賞受賞作。
内容説明
気がつくとあたしは演劇部の部室の床でのびていた。そのうえ八年間の記憶が失われ、現在あたしは母校で教師になっているらしい。しかも親友の実綺が高二の文化祭直前に亡くなっていたなんて!!!八年前と同様に学園内では、彼女の書いた脚本『眼鏡屋は消えた』の上演を巡るごたごたが起きている。実綺の死には何か裏がありそうだ。上演を実現し、自分の記憶を取り戻すため、元同級生の探偵に事の真相を探ることを頼んだ。あたしが最も苦手とする、イケメン戸川涼介に―。青春時代の切ない事件と謎を、リーダビリティ抜群の筆致で描くミステリ。第21回鮎川哲也賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
73
戸川涼介その1。デビュー作。面白かったんだが終わり方がちょっとイマイチ。2013/12/03
タックン
71
鮎川哲也賞受賞作。(眼鏡屋は消えた)という名の演劇の脚本を巡る2つの死と1つの傷害事件が複雑に絡んだよくある学園叙述ミステリー。最後におやっとどんでん返し気味なのがあるけど始めから怪しい人はすぐわかっちゃうけどとにかく会話が多いのと過去の推論をこれでもかとしつこく書いてあるのできつかった。それでも記憶傷害になったヒロインのキャラで何とか読めたかな。結局は(ソロモンの偽証)みたいに死人に口なし・推定無罪だったので何となくスッキリはしないな。この小説の主題は(非を認めない正義ごっこ)かな。2013/12/09
どら
42
積読消化。10年以上前の鮎川哲也賞受賞作だが、この審査員メンバーが凄い。笠井潔、北村薫、島田荘司、山田正紀って、ここまで実力作家だけの審査員って今ではまず見ないだろう。その黄金メンバーの評だが、笠井の「消去法で消極的ながら」ってどんな評価だよ(笑)、北村は「下位の二作」に挙げて、島荘はまぁイイ人だし新人に甘いから「まれに見る」と褒めてくれているが最後には「難点も感じた」といい、何より山田は他の候補作の半分乃至四分の一の分量で最後の最後にとって付けたように紹介(これは酷い)。2024/01/21
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
42
気がつけば演劇部の部室に倒れていたあたし。どうやら頭を強く打ったようだ。でも転んだ記憶はなく自分のプロフィールも思い出せる。しかし・・。第21回鮎川哲也賞受賞作。頭を強く打ったせいで記憶が8年前の高校時代に戻った主人公。同じ演劇部員だった戸川涼介に助けを求めますが、彼の事を顔はいいけど性格は悪いと貶しながらも、顔がまさに彼女好みだったゆえに不覚にも時折ときめいてしまう。その辺りの葛藤が面白かったです。ただ決して読みにくいわけではないのに、読了するのに時間がかかりました。とはいえ次回作も読んでみたい。★★★2012/02/10
佐久間なす
41
八年間の記憶を失った女教師が、高校時代同じ演劇部だったイケメン探偵と共に、親友の死の真相を調べるという物語です。 面白かったことは面白かったのですが、主人公にあれ?と思うところがときどきあったし、肝心な親友の死の真相はありがちだったので、そこのところがちょっといまいちでした。2012/11/14
-
- 電子書籍
- 19歳の夏休み(全年齢版)【タテヨミ】…
-
- 電子書籍
- うちの弟どもがすみません 分冊版 45…
-
- 電子書籍
- 公爵令嬢の嗜み【タテスク】 Chapt…
-
- 電子書籍
- 禁断の恋人【分冊】 4巻 ハーレクイン…




