Sogen bookland
魔使いの戦い〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488019662
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

ジャック一家は、どうやら母さんのトランクを奪おうとしたペンドルの魔女たちにさらわれたらしい。魔女の一族出身のアリスは、情報を得るためにひとり先にペンドルに向かい、魔使いとぼくも、急いでそのあとを追う。そのペンドルでぼくはひとりの女の子に出会った。金髪にぼろぼろのワンピース、はだしで歩く彼女の名前はマブ。アリスのところに連れていってやるという。罠かもしれないと思いつつ、ぼくは彼女についていったが…。魔女集団との壮絶な戦い。魔使いは魔王の復活を阻止できるのか?魔使いの弟子トムに、魔の手が迫る。

著者等紹介

ディレイニー,ジョゼフ[ディレイニー,ジョゼフ][Delaney,Joseph]
1945年イングランド北部ランカシャー生まれ。ランカシャー大学卒業。ブラックプール・シックスス・フォーム・カレッジでメディア及び映像関連について教えるかたわら、大人向けの小説を書いていたが、エージェントの勧めで初の児童書『魔使いの弟子』(創元ブックランド)を書いたところ成功。現在15か国で翻訳され、さらに『魔使いの呪い』、『魔使いの秘密』、THE SPOOK’S BATTLE、THE SPOOK’S MISTAKEと、続巻も刊行されている

金原瑞人[カネハラミズヒト]
翻訳家・法政大学教授

田中亜希子[タナカアキコ]
千葉県生まれ。銀行勤務ののち翻訳業に。絵本の読み聞かせの活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

64
いやー!面白かった。人質にとられた家族を救うため、ギリギリの選択を迫られるトム。たとえ相手が魔女でも口先だけの約束をすることに躊躇いを覚える、真っ直ぐな気性がまぶしいです。新キャラの二人の魔女マブとグリマルキンとはずっと続く因縁が生まれてしまったようで、続きがどうなるか気になります。そして、何よりラストが良かった!ずっと緊迫した場面が続いたのでアリスとトムの会話にほっこりしました。2019/01/27

眠る山猫屋

37
一気に下巻へ。一時休戦したマブを信じていいのか迷うトム。しかしマブの助けが無いことには、事態は先に進まない事も確か。師匠、今回は全く活躍してないよ~。危なっかしいトムとアリス、死地を掻い潜りまくりです。困った時に頼りになるのは、やっぱりお母さん。側に居なくても母さんの姉妹が。いや、あんな伯母さんたちは嫌だけれども。そして闇の扉が開かれて・・・今後の展開が陰鬱です。2019/02/13

AR読書記録

8
ふー、相変わらずヘビーにすぎる。家族の絆すら維持することを難しくするような試練... よくぞここまで過酷な運命を少年に背負わせるものだな。ところで、やはりどうも作中世界の男と女の役割分担・設定に偏りが強いんだよなーというのは気になっていて、特に主人公が手を汚すことになってもおかしくない深刻な場面を、あっさりと少女たちが肩代わりしてしまったことは、ちょっと都合がよすぎないか...と思った。作者さん、なんか女に恨みでもあんのかね。2015/08/26

tom

6
主人公のトム君、今度も八面六腑の活躍ぶり。それに引き換え、トム君が尊敬する師匠は、相変わらずなにもしない。そういや、この物語、トム君と師匠が二人力併せて、問題を解決するという場面がほとんどない。これがなにやら不思議。ファンタジーとしては、中くらいの面白さ。少年の成長物語としても、同じくらいか。どれほどに面白くなるのか、ちょっと疑問のところもあるけれど、まあ、もう少し、読み続けてみよう。2014/04/03

もめん

4
マブは、どうなってしまうのか、トムのお母さんの姉妹の扱いって どうなのとか、気になるところ満載ですが。魔王と戦争が これからの物語の軸でしょうか。物語の展開が子供向けを超えてるような、読者に媚びないところがいいのかも、とハマッテ行くのでした。2013/12/19

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