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仮面の大富豪〈下〉―サリー・ロックハートの冒険〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488019631
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

劇場で裏方をつとめていたジムは、命を狙われているという奇術師が劇場から脱出するのを助ける。海運会社の倒産事件を調べるサリーと、命を狙われているという奇術師の事件を調べるフレッドとジム。一見ばらばらの事件が、調べを進めるうちにひとりの大富豪に集約していく。イングランド北部に広大な工場を建て、貴族の令嬢と婚約。華やかな活躍の陰に秘められた怪しい過去。核心に迫るサリーと仲間たちの上にも魔の手が…。巨大な悪に立ち向かうサリーが最後に下した決断とは?カーネギー賞70周年記念オールタイムベストに輝く『黄金の羅針盤』の著者による感動の大作。フェニックス賞オナー受賞作。

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年イギリスのノリッジ生まれ。イギリス、ジンバブエ、オーストラリアを転々としたのち本国にもどり、オクスフォード大学エクセター・コレッジで英文学を学ぶ。その後、教鞭をとるかたわら児童書を執筆。1982年にCount Karlsteinを発表したのち、この“サリー・ロックハートの冒険”四部作を書きはじめる。その後1995年から“ライラの冒険”三部作(新潮社)を発表、第1巻の『黄金の羅針盤』ではカーネギー賞、ガーディアン賞を、第3巻の『琥珀の望遠鏡』ではウィットブレッド賞児童書部門と最優秀賞を同時受賞するという快挙をなしとげた。『サリー・ロックハートの冒険』シリーズで、フェニックス賞オナー賞受賞

山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さくらもち

2
上巻の途中まではなんだか進まなかったけど、下巻はサリーの魅力が増してきたのと、物語の展開に引き込まれて一気に読んでしまった。第1作『マハラジャのルビー』よりは、サリーが面白くなってたかな。プルマンが描くということで、どうしてもライラ(『黄金の羅針盤』)以上を求めてしまうけど、なかなかあれ以上の女の子はいない…。2011/06/12

杏子

1
下巻はさすがに一気読みだった!サリーの冒険は大変なものだった!次作が楽しみになってきました。2009/01/22

aoko

1
さすがプルマン容赦のない展開にびっくり。前作『マハラジャのルビー』が普通のYA冒険小説かなと油断していたので、主人公が22歳になっているとはいえ、ハードな展開に翻弄されっぱなしでした。2008/12/04

あまぐり。

0
ををぅ…なんてこったい…。後半から着地は予想通りかな…フラグ回収ばっちりです…自立した女性の人生を描くには効果的というか…ぇえ…こういう流れですよね…違う方向に裏切られたかったのですが、納得は出来ます。2014/05/03

一柳すず子

0
サリー、やったな!最後のカタルシス、良かったです。仲間を殺されて、卑怯な脅しをかけられて、これぐらいやってやらなきゃ気が済まないよ。下巻はいろいろな事実がどんどん明るみに出て、目が離せない展開でした。全体的に、女性であることの哀しみと喜びをしみじみ感じる内容でした。後者は特に最後、笑み崩れる3人、という描写。あとはマッキノンの意外な恋愛遍歴にびっくりです。ステージ降りたらあんな小心なのに!イギリス時代ものにありがちな厄介者は新世界への法則がここでも遺憾なく発揮ですね。レディメアリ、幸せを掴み取ってね。2013/06/16

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